Googleで検索すると、なぜか似たような広告が表示される・・・。
おすすめに、ナビゲートされる・・・。
webの世界は、何でもありのジャングルです。
スマホ、タブレット、PCなしでは、もはや生きていけないわたしたち・・・。
特に2008年に日本に普及したスマホは、わずか13年で日常生活を一変させました。
日経ビジネス誌2021.12.13の特集は「私の知らないネット上のワタシ」。
個人情報が筒抜けになっているということは認識していましたが、テクノロジーの進化で筒抜けどころか丸裸状態になっている・・・なかなか複雑な思いです。
Contents
Part1 あなたのスマホは大丈夫か?元社員が実名告発 倫理観を失ったGAFA
Part2 拡大続けるデータ資本主義 ワタシの趣味も行動もネットは全てお見通し
Part3 「常連客殺し」は続くか?中国ITに統制の波
Part4 「追跡禁止」で動く日本企業 ネット広告に曲がり角 錯綜する定石探し
Part5 監視者を監視せよ データ経済を生きる道
今日の日経新聞に博報堂の希望退職の記事が出ていました。
マス4媒体・・・新聞・雑誌・ラジオ・テレビで飯を食べてきたメディア各社、広告代理店は、今たいへんな経営状態になっています。
その背景には、GAFAの存在があります。
グーグル、アマゾン、メタ、アップル・・・。
amazonを除く3社は、莫大な広告収入で成り立っています。
グーグルの売上高は6.5兆円、フェイスブックが3兆円、アップル9兆円・・・。
広告の6割以上をGAFAが占めているのです。
カネではなく、データ、情報で動いていく新たな資本主義。
特に、日本人は世界的に見ても個人情報に関する防衛策をとっていないと同誌は指摘します。
そして、こう括ります。
GAFAの強大なパワーを今さら覆すのは難しいかもしれない。
だが、あきらめるのは時期尚早だ。
GAFAの対抗軸になる事業を創出するという気概を、日本は持ちたい。
データ経済、データ資本主義の世界に生きる私たち・・・自分の軸、価値観を確かめながら日々暮らしていくことが求められていると思います。