少子高齢化、人口減少・・・国際競争力の低下、人口オーナス、インフレ・物価高の進行・・・。
この国の将来に暗雲が立ちあらわれてきました。
日経ビジネス誌2023/12/18号の特集は「人手不足が日本を潰す」。
日経のデータを読み解きながら、2024年を徹底予測していく特集です。
Contents
Part1 輸送力14%不足へ 荷主の意識改革必至
Part2 データが語る企業、地域の近未来
Part3 記者が読む主要5業種の2024年
様々な課題を浮き彫りにしていきます。
営業用トラックの輸送能力・・・2024年に14.2%不足、2030年に34.1%が不足
トラックのドライバーの半数が50歳以上
タクシー運転手は4年前から2割減
これに、労基法改正による時間外労働の制限が加われば、日本の物流は大変なことになると思います。
自動車業界・・・サプライヤーへの恩恵広がり欠く EV化で需要増加は5.7%どまり 需要減少企業に53万人の労働者
スタートアップ業界・・・高成長企業の6割は「サービス」 都心3区に伸び盛り企業集う AI、SDGsは成長力高い
伸びる産業・・・IoT関連は成長性あり7割 次世代車や調剤薬局は厳しい
伸びる地域・・・沖縄、東京、伸びる企業が4割 TSMC効果で熊本に熱気
倒産・・・人出不足、物価高・・・企業に重圧 運送業「高リスク企業」2割超え
また、業界別の予測を展開していきます。
自動車・・・BYD、EVでテスラを逆転も 日本勢は好業績で反撃期す ゲームチェンジ狙う日本勢
IT・・・マイクロソフト、生成AIで攻勢 アマゾンやグーグルを脅かす NTT、和製AIで先手
小売り・・・イオンvsアマゾン 「生鮮の乱」が勃発 ドラッグストア、食品市場浸食
金融・・・みずほ楽天FGが誕生 メガバン2位奪取へ JR東日本、Suica武器に金融拡充
激変を続ける経済環境の中、2024年もM&A、会社合併が行われていくのだと思います。
新しいNISAも始まりますが、個別株ではアップダウンが激しくなるようにも思います。
投資は自己責任。
マーケット、業界、トレンドを読みながら、自分が理解できる範囲中で動いていくことが求められると思います。