能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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二十歳からの日本酒ブック 読んで学べる日本酒のエッセンス本・・・お勧めの一冊です

2015年08月26日 | 食・レシピ

「二十歳からの日本酒ブック」をクライアントからいただきました。

30ページ強の小冊子です。

少子化の中、販売が減少する日本酒のプロモーションのために作られたこの冊子。

なかなかの優れものです。

飲む、知る、役立つ・・・表紙に謳っています。

パリ、NY、ロンドンでの日本酒事情から始まり、おちょこ(猪口)の選び方、原料と製造過程まで、日本酒の基本が簡潔に分かりやすくまとめられています。

 

秋の気配が感じられる昨今・・・日本酒も魅力的です。

 

熱燗(あつかん)、ぬる燗は知っているのですが、日本酒には温度だけでも、様々な態様があります。

 

あつ燗(ほぼ50度)・・・徳利から湯気がたつ。徳利や猪口を持つと熱く感じられる。酒の香がシャープになり、切れ味のよい辛口になる。

ぬる燗(ほぼ40度)・・・飲んだ時、熱いというより温かいと感じる、体温と同じくらいの印象。酒の香りが最も豊かになり、味わいもふくらみも感じる。

日向燗(ひなたかん・ほぼ30度)・・・飲んだ時、熱さや冷たさを感じないような温度。酒の香りが引き立ち、なめらかな味わいになる。

涼冷え(ほぼ15度)・・・略

花冷え(ほぼ10度)・・・酒瓶を冷蔵庫で冷やし、瓶から弱く感じる香りが、飲むうちに徐々に広がる印象。細やかな味わい。

雪冷え(ほぼ5度)・・・略

 

そのほかにも・・・

 

飛び切り燗・・・55度以上

上燗(じょうかん)・・・45度以上燗

人肌燗・・・35度以上

室温・・・ほぼ20度

 

温度だけでも、いろいろとありそうです。

今度、飲み屋さんで「日向熱燗でお願いします」とオーダーしてみようかな(笑)。

また、日本酒を飲む時は、お水を飲むようにという助言が出ていました。

ウイスキーのチェイサーのようなもの。

「和らぎ水」と言うそうです。

日本酒をより美味しく飲めるとともに、悪酔い防止になるそうです。

 

日本酒は、「國酒(こくしゅ)」。

日本の水、米、米こうじを原料に独自の技法で造られ、伝統文化に深く結びついた酒です。

 

この小冊子では、米、水、こうじ菌、酵母など・・・日本酒づくりの基礎を学ぶことができます。

お神酒(みき)、屠蘇(とそ)、三々九度といった日本文化についても・・・基礎の基礎から、丁寧に説明されています。

 

この小冊子・・・日本酒造組合中央会から発行されています。

ちなみに10月1日は、日本酒の日、だそうです。

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