能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

地方銀行の本店にある彫刻像「考える人」・・・これからの地方銀行の在り方について熟考しています  金融業界は大競争時代に突入しました

2023年07月14日 | マーケティング

金融業界は激烈な競争・・・生き残るために様々なサバイバル策を展開しています。

メガバン、地方銀行、信用金庫、信用組合、JAバンク、政府系金融機関、ゆうちょ、労金・・・まさに血で血を洗うレッドオーシャンです。


広島市にある地銀の本店にロダンの「考える人」の彫刻像が設置されています。

さらには「我、考える、ゆえに我あり」。

デカルト風の言葉が刻まれています。

地銀としてのドメイン、グランドデザイン、ビジョン、経営戦略を考えているんですね。

 

広島市に本店を置く第一地銀は、かって「野武士集団」と呼ばれていました。

アグレッシィブに営業活動を展開、預金量を増やし続けました。

いっぽうの第二地銀は、「公家集団」と言われていました。

No.2で上品、おだやか、貴族的・・・逆ですよね(笑)。

これから中間のポシショニングにある地方銀行は大変だと思います。

規模の大きいメガバンクや、地域密着、地場密着の信金や信組は、生き残れると思います。

しかしながら、その間にある地方銀行は、特色を打ち出し、相当頑張らないと、その存在意義が問われます。

今まで地銀は、地方の名士として位置づけられていました。

ただ、これからは、いかにして競争を勝ち抜くのかが問われる時代に入ったと思います。

デジタル、AI、スマホ、DX・・・。

金融業界・・・大変な時代になったものです。


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