突如起こったコロナショック。
リーマンショックを超える経済危機と言われています。
リーマンは上からの危機・・・投資銀行やメガバンクなどの金融危機から起こりましたが、今回のコロナショックは下からジワジワ上に上ってくる経済危機のように思います。
飲食店、サービス業、旅行会社、運送関係など・・・中小企業、零細企業といった体力の弱いところからピンチに陥っています。
内部留保たっぷりの大企業とは異なり、資金繰りに問題が出ると経営が立ち行かなくなるリスクの高い中小企業・・・ニッポンの土台を支えています。
この終わりの見えないコロナ禍は、まだまだ続くと思います。
国も、さまざまな施策を打ち出しています・・・欧米諸国と比べてちょっとスピード感はありませんが・・・。
まずは、早めの相談です。
地元の商工会議所、商工会、県や市の商工労働部などに行って情報収集、相談、質問することが大切です。
まずは、直面する資金繰りの問題を何とかしなければなりません。
金融庁からメールをいただいたので、紹介させていただきます。
広島県中小企業診断協会員のみなさま
平素より金融行政に御理解と御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
金融庁では、各金融機関に対して、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を踏まえた 事業者の資金繰り支援について、迅速かつ柔軟に取組むよう、要請しているところです。
つきましては、新型コロナウイルス感染症により影響を受けお困りの事業者の皆様に向けたリーフレットを作成 しましたので、お取引先の銀行等へ積極的にご相談いただけるよう、事業者の皆様にご紹介いただけますと幸いです。
引き続き、よろしくお願いいたします。
【金融庁・中国財務局等の相談窓口】 「新型コロナウイルス感染症の影響による資金繰り等でお困りの事業者の皆様へ」(3月19日公表) <https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/06.pdf>
【預金取扱金融機関への要請】 「新型コロナウイルス感染症の影響拡大を踏まえた事業者の資金繰り支援について(要請)」 <https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200324.pdf>(3月24日要請) <https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/05.pdf>(3月6日要請)
【金融機関の取組状況】 「新型コロナウイルス感染症を踏まえた金融機関の対応事例」 <https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/press.html>(3月27日公表)
【各種支援制度】 「新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ(経済産業省)」(3月24日20:00時点版)
このほか、雇用を守るための雇調金や、地場に密着している地銀や信金の相談窓口もあります。
絶対にあきらめない・・・今こそ、経営者の腕の見せ所です!
がんばろう!ニッポンの中小企業