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広島・平和公園に建つガンジーの銅像・・・インド「独立の父」 広島G7サミットにゲストとして訪れたインド・モディ首相

2023年07月07日 | まち歩き

インド「独立の父」と言われるマハトマ・ガンジー(1869年~1948年)の像が広島平和公園に建立されました。

今年5月に開催された広島G7サミットにゲストとして訪れたモディ首相にちなんだガンジーの銅像。

かなり大きいです。

ガンジー・・・ガンディーと発音することもあるそうです。

ガンジーは、英領インド帝国のポールバンダム藩王国の首相を務める父のもと、1869年に生まれました。

幼いころは、とてもヤンチャだったようです。

小学校の成績は悪い、素業も問題で、ヒンズー教で禁じられていた肉食を繰り返し、たばこ代のために召使から金を盗んでいたそうです。

12歳でハイスクールに入学、13歳で妻をめとります。

18歳でイギリスに留学。

弁護士を目指し、インナーテンプル法曹院に入学、3年後弁護士資格を獲得します。

そして、当時イギリス領だった南アフリカで弁護士を開業しますが、激しい人種差別に遭遇。

差別に反対する活動で何度も投獄されます。

 

46歳の時、インドに帰国。

禁欲、断食、清貧、純潔の修行を行います。

ガンジーは、大衆のリーダーとしてインド独立運動に邁進します。

非暴力と不服従。

握りこぶしと握手は出来ない。

 

イギリス製品不買、自国商品を買うスワデーシー、塩の行進、仕事の一斉放棄するハルタール・・・。

宗主国大英帝国に徹底的に反旗を振り上げます。

 

第二次世界大戦後、1947年にインドは独立。

ガンジーは、イスラム教、ヒンズー教の統一国家を望んでいたようです。

このため、インド、パキスタン分離独立に反対するガンジーは、断食という命がけの抗議行動をとります。

ガンジーは、インド独立の翌年の1948年、ニューデリーで射殺されました。

享年79。

波瀾万丈の人生でした。

インドの英雄ガンジー・・・すごい人物がいたものです。


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