坂の上の雲。
司馬遼太郎さんが書いた歴史小説です。
NHK-BSで再放送されている「坂の上の雲」の再放送も人気があります。
その物語のスタートが、ここから始まります。
兄・秋山好古、弟・秋山真之の生家です。
松山城を下ったところにあります。
このあたりには家臣団の住む武家屋敷があったんでしょうね。
明治時代、西洋列強や清、ロシアといった強国に取り囲まれた日本の独立を維持するために活躍した二人の軍人。
兄は、世界最強の騎馬軍団コサック軍を破った陸軍軍人・秋山好古(よしふる)。
フランスに留学していました。
弟は、世界最強と言われたロシアのバルチック艦隊を殲滅する軍事作戦を立てて実行した海軍軍人・秋山真之(さねゆき)。
広島・呉の海軍兵学校を経て、アメリカ合衆国に留学。
地方の一つの家庭から偉大な軍人を輩出したことは本当にすごいことだと思います。
司馬遼太郎さんの作品を読み直したいなあと思った次第です。
もう一度坂の上の雲を目指して歩き始めようと思います。