今日はタマを病院に連れていった。
タマ、危篤状態。
朝からもう何も口にしていない。
先生に電話をして
事情を話し、午前に点滴を打ちに行った。
タマは
車酔いするネコである。
今までも必ず
車に酔って
吐くし、排便を何回もする。
その始末に一苦労する。
今日もお決まりのそれ。
ただ今までと違って
排便をするにも
何も食べていない状況なので
出るものがない。
出たのは
枯れた小枝のような便。
細い。
その細さが腸の細さを物語っているように見えた。
腸までやせ細っている。
そして嘔吐。
病院に着いても続く。
そのため
かなり体力を消耗して
呼吸が荒くなってしまった。
このまま命尽きるかと思ってしまった。
栄養の点滴と注射2本。
苦しくて苦しくて帰途の車の中でも
嘔吐。
明日も病院に行く予定にしていたが
これでは体力が持たない。
家にても嘔吐。排便の格好をして
力が出なくてフラフラになる。
ずっと傍にいた。
もしものことがあるので
傍で見守っていた。
いっしょにいる
タヌとダイジローはサンルームに移動させた。
夜は
どのエサも口にしない。
レバー
鶏肉
缶詰(人間用)
ネコ用の缶詰
頼みのチーズ
どれもそっぽを向く。
これではダメダ。
口にした昨日が遠い。
先生に
「覚悟しておいたほうがいい」と言われてきた。
私は
「覚悟しています。でも、去年の4月にも
覚悟して、その後復活してあの暑い夏も乗り越えてきたので
もう一度奇跡をと思っているのですが・・・」
と言った。
もう腎臓の機能が壊れて
あの時も食べられなくて歩くのも
よろけてしまう痩せた姿を見たら
覚悟せねば、と思っていた。
が
タマはその後6月にも同じ症状になって
それでも復活した。
その後は
食は細くなっても
散歩、私との追いかけっこ、庭でのゴロン
などしていたから
もうひと夏、越えればいいなと思った。
今回は
1つも食べ物を受け付けない。
19歳だ、19歳だ
人間なら
90歳を過ぎたおばあちゃんだ、
それは致し方のないことだ、と
言い聞かせている、自分に。
でも
昨日も外に行ったんだよ。
自ら外に出たいと
アピールして。
タマ
元気になろうね。
クロサギを観に行ける状態じゃない。
楽しみにしているけれど。