今日の気温は何度だったろう。
非常に過ごしやすい夏の1日だった。
暑いのに、涼風。
こういう夏がいいね。
扇風機も回らず、汗も少し。
洗濯物はカラッと乾いて。
職場では
エコ推進。
どの部署でも、以前と違って
チビリチビリと使わなければならない。
そして
矛盾が生じる。
大きな矛盾が。
そのことを
心に持ちながら私もこの雰囲気に
慣れようとしている。
印刷枚数がチェックされるカードを利用。
まあ、大義名分は
多めの印刷は無駄、という意味だろう。
十年前はエアコンがなかった。
この十年の間にエアコンが各部屋に設置されている。
職員の集合するところも当然エアコン。
十年前は
大きな扇風機がところどころにあった。
その前でアツイ~と言いながら
涼んでいた。
今は。
出勤すると、密閉した部屋に
外の温度より高い設定のエアコンが
回って
ムア~ッとする空気の中に
私は入っていく。
これって、エコか?と思いつつ
人工的な空気に
首をかしげる。
ついこの間まで
外の気温は
22度23度と低い。
これならエアコンなしで
窓を開けて風を通したほうが
エコになる。
それなのに
なぜか、26度の設定のエアコンを
つけている。
22度の外から入った私は
26度の暑さにマイっている。
廊下の窓も閉め切ったまま。
廊下にはエアコンがないから
空気が澱む。
私はこっそりと廊下の窓を開けに行く。
風がスーッと流れて気持ちよい。
これ、今の悩み。
各部屋に行って、窓を開ける。
エアコンが苦手な人もいる。
冷房病という言葉を知らない若い人もいる。
この人工的な空気が体調を崩させる。
窓を開けよ。
そう言いたいくらいだ。
うちにもエアコンはあるけれど
夏、滅多に稼動しない。
人間よりもネコのためにつけたり。
あと一週間
この空気を我慢すればいい。
一ヵ月後はまだ残暑だから暑いけれど
それを乗り越えれば
秋風だ。
しかし、秋風の寂しさもあるけれどね。
心象的な寂しさね。
ゆうべは
「藍沢、藍沢、藍沢・・・」と
つぶやいていた夢を観ていたようだ。
Pちゃん不足だ。
毎週、コードブルーを観られるのに
なぜか不足感が出てくる。
ダイジローやタヌたちは
1階の全ての部屋を開放すると
喜んで探検し、はしゃいでいた。
タヌとダイジロー親子は
優等生。
全く悪さをしない。
仏壇のお供え物にもいたずらしないし
柱や畳への爪とぎもしない。
走り回って疲れて寝ているだけ。
タヌは
ノラ時代が長かったけれど
人間に心を開いて
甘える姿を見せるようになり
夫は、「タヌはやまとなでしこだ、奥ゆかしい」
などと言って可愛がっている。
そのタヌも
もう9歳。
うちに来て5年。
5年も経てば、すっかり我が物顔しているはずなのに
新人のように、いつも奥ゆかしい。
むしろ
最も若いトモの方が、図々しさ満点。
しかも夫の顔を見れば逃げていく。
夫は「トモ、カワイクネ~」と怒っている。