11/24(金) 12:48配信
国内で使い切れずに捨てられている抗がん剤が、年間738億円に上るとの推計結果がまとまったことが分かりました。
慶応大学大学院の岩本隆特任教授は国立がん研究センターなどと協力し、去年7月から今年6月までに販売された抗がん剤について、全国でどれくらい廃棄されているか分析を行いました。
その結果、患者に投与する際に使い切らずに廃棄された抗がん剤を金額に換算すると、全体で738億円に上るとの推計結果が出たということです。岩本特任教授は「残った薬を安全に別の患者に使えるよう整備すれば、国の医療費を年間500億円程度抑制できる」としています。
厚労省も、すでに専門家による研究班を立ち上げていて、別の患者に投与するための安全基準を今年度中にとりまとめる方針です。(24日11:22)
ツイートシェアする最終更新:11/24(金) 16:41
TBS系(JNN)
国内で使い切れずに捨てられている抗がん剤が、年間738億円に上るとの推計結果がまとまったことが分かりました。
慶応大学大学院の岩本隆特任教授は国立がん研究センターなどと協力し、去年7月から今年6月までに販売された抗がん剤について、全国でどれくらい廃棄されているか分析を行いました。
その結果、患者に投与する際に使い切らずに廃棄された抗がん剤を金額に換算すると、全体で738億円に上るとの推計結果が出たということです。岩本特任教授は「残った薬を安全に別の患者に使えるよう整備すれば、国の医療費を年間500億円程度抑制できる」としています。
厚労省も、すでに専門家による研究班を立ち上げていて、別の患者に投与するための安全基準を今年度中にとりまとめる方針です。(24日11:22)
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TBS系(JNN)