ロマ:現代に残る貧困と差別

2018年12月12日 13時30分49秒 | 社会・文化・政治・経済

 
 2016年フランス、1年間で10,000人のロマと呼ばれる人々が、当局によって、住居としていた違法キャンプから強制的に追い出されたという報告があった。
その多くは冬に行われ、代替の施設もないまま退去させられた人の多くは、適切な宿舎もなくホームレス状態になっているという。
違法キャンプに暮らす場合でも、大半のロマが水、電気へのアクセスがほとんどできない厳しい状況で暮らしている。
しかし、このような状況は、フランス一国だけではなく、ヨーロッパに広がっている大きな問題である。
ロマとは誰で、どのような状況にあるのか見ていきたい。

日本国際政治学会2018年度研究大会

2018年12月12日 13時09分26秒 | 社会・文化・政治・経済

「分断」が世界を覆っている。
トランプ米大統領による一国主義。
欧米社会に広がる移民・難民やイスラムへの反感。
経済的・社会的な「格差拡大」という<もう一つの分断>も進む。
「多文化主義」が揺らいでいる現状。
「わたしたちはどうしたら分断を乗り越えられるか。その実践の可能性と限界を多角的に考察したい」
「広い意味での対話と他者への想像力の涵養を理念とする多文化主義の再構築」が期待される。
「行き過ぎた自由」の抑制を

さいたま市「市民講座「分断」を再考する。

初秋の候、会員の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 今年度の研究大会は、11月2日(金)から4日(日)まで三日間にわたり、大宮ソニックシティにて開催。
 今大会においては、通例の部会、分科会に加えて、土曜日午後の共通論題は、「現代日本外交の30年」を主題に取り上げます。議論の方式は、いわゆるパネル・ディスカッション。
また、同日午前に開催される韓国国際政治学会(KAIS)との合同部会では、”Democracy and Diplomacy in North-East Asia”をめぐり議論を行う。
 日曜日午後の市民講座では、「『分断』を再考する」をテーマに、国際社会が直面する「分断」の問題を多角的・多面的に検討。

一般財団法人 日本国際政治学会理事長
佐々木 卓也



さいたま市「市民講座「分断」を再考する

2018年12月12日 12時59分22秒 | 社会・文化・政治・経済

2018年11月25日 公明新聞

コラム「座標軸」

「国家」を一つの民族や言語でまとまった集合体とみなす“常識”が幻想だと言われて久しい。

世界的には多民族国家が一般的だし、多言語、多宗教の国家も少なくない。

実態としての国家は一体性よりはむしろ、多様性で成り立っている

◆となれば、その内と外に差異に基づく差別や排斥が生じるのは当然と言えなくもない。

事実、グローバル化が進行する現代世界は、文字通り地球規模の「分断」に直面している。

そう、トランプ米大統領の一国主義、英国のEU離脱、欧米社会に広がるイスラムや移民・難民への反感、そしてこれら諸課題を巡る国民の二極化と……

◆国際秩序を蝕むこの事態に、我々はどう対処すべきか。

過日、埼玉県内で開かれた日本国際政治学会主催の市民公開講座「『分断』を再考する」では、多様性こそが創造性や活力を生む源泉だと説く「多文化主義」が、9.11米同時多発テロ後の挫折を経て、欧州の片隅などで息を吹き返しつつある姿が報告され、注目された

◆詳細は後日に譲るとして、そこで浮かび上がったのは、このイズムに基づく「共存の作法」を生活の現場で身につけることの大切さだ


◆分断を乗り越える鍵は、制度としての「国家」でなく、主権者としての「国民」の手の内にあることを自覚したい。


読書に健康寿命を延ばす効果

2018年12月12日 12時53分45秒 | 医科・歯科・介護

NHKスペシャルAIに聞いてみた

健康長寿のより長くするキーワードは「本や雑誌を読む」と、導き出す。
山梨県
男子1位、女子3位
ですが、スポーツや運動の実施率は全国最下位。
その一方、人口に対する図書館数が全国1位。
読書が脳にいい刺激になっているそうだ。

マツコ・デラックスと有働由美子の強力タッグを迎え、NHKが独自に開発した人工知能 「AIひろし」がぶつかり合い、日本が直面する課題の解決策を探るシリーズ、「AIに聞いてみた」。
第3回のテーマは「健康寿命」だ。
「健康寿命」は元気に何歳まで過ごせるかを示す値で、「平均寿命」との差が短ければ短いほど、多くの人が死ぬ間際まで元気な「ピンピンコロリ」の人生を送ることができる。しかし日本ではこの差が、男性で9歳、女性は12歳もあり、その間、寝たきりや介護状態などで暮らしているのだ。
この差を短くして老後の人生を豊かに、そして医療費や介護費を減らすことにつなげたいが、まだ解決策は見えていない。
この難題に立ち向かうため、「AIひろし」は今回、日本の65歳以上の生活データを学習。老後も元気な人の秘密を解き明かすことにした。
そのAIの解析結果を読み解き、番組で紹介する提言は、今回も意外なものばかり。
たとえば、「運動や食事よりも、大事な生活習慣とは!?」といった日常に関わるものや「健康寿命を左右するのは、住んでいる地域の治安」という意外な関連、さらには「子供と同居するより、1人暮らしがいい」など一見信じられない大胆なものが続々登場!
AIの解析を元に、マツコと有働、大越健介(NHK記者)、専門家が大激論。人間だけでは解決できない大難問に風穴を開ける!


悪性脳腫瘍との闘いも10年目

2018年12月12日 12時42分13秒 | 医科・歯科・介護

埼玉県川口市 丸山勝也さん(77歳)の体験談

大学病院で開頭手術。
しかし、不運にも神経が束になっている脳幹近辺の腫瘍といことで、すべてを取りきれなかった。
執刀医から、「完全消滅は保証できない」と悲しい宣告。
ただ「歩きなさい。歩くと、ふくらはぎの筋肉が強化されてリンパの流れが良くなり、免疫力を高める」とのアドバイスを受けた。
以来、毎日の一万歩が始まった。
「今年冬で、術後10年を迎えます」


創造というのは<記憶>である

2018年12月12日 12時20分11秒 | 医科・歯科・介護

「創造というのは<記憶>である」映画監督 黒澤明

漫画家の手塚治も記憶の引き出しに、読書や映画、音楽、さらには経験から得た知識を詰め込み、それを作品に反映させていた。
編集コーディネーター 上田康晴さん

 回想 私の手塚治虫―『週刊漫画サンデー』初代編集長が明かす、大人向け手塚マンガの裏舞台 

商品の説明
内容紹介
『鉄腕アトム』をはじめ数々の名作少年漫画を描き、世界で初めてストーリー漫画の基礎をつくった手塚治虫。

一方で手塚は、要素がまったく異なる大人向け漫画の世界にも情熱を注いだ。
これまであまり論じられてこなかった手塚治虫の「大人漫画」の世界を、昭和34年に創刊された『漫画サンデー』(実業之日本社)初代編集長だった著者が存分に語り尽くした一冊。
出版社からのコメント
手塚初の大人向け思想漫画大作『人間ども集まれ! 』、戦前の国家主義者・北一輝を主人公に昭和史を描こうとした未完の『一輝まんだら』、国家権力がメディアを操作していく『上へ下へのジレッタ』などを著者が独自に解読。
密かに影響を受けていたドイツ映画、連載中の苦労譚から大人向け漫画家らによる「漫画集団」と手塚の交遊など、秘話も満載。


ビル3階から東京ドームが真正面に

2018年12月12日 09時24分39秒 | 日記・断片

医学情報社のビルの1階は、武道具店だった。
時には観光バスが店前の白山通りに停車して、外国の観光客たちが、武道具店を訪れていた。
木刀、竹刀、ヌンチャクなどのほか、柔道着などを観光客は見て、買っていっていた。
近くには講道館もあって、武道具店は近くにもう一店あった。
ビル3階から、東京ドームが真正面に見いていた。
56歳から10年、ここで仕事をしていた。


12月11日(火)のつぶやき

2018年12月12日 03時11分31秒 | 医科・歯科・介護