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KEIRINグランプリ2018

2018年12月26日 17時23分28秒 | 未来予測研究会の掲示板

KEIRINグランプリ2018シリーズが12月28日~30日の日程で開催される。

今年はグランプリ初開催となる静岡が舞台。優勝賞金1億円をかけて今年のベストナインが一発勝負の頂上決戦に臨む。

また、28日はガールズグランプリ、29日はヤンググランプリが行われる。

今年は静岡で頂上決戦

脇本 雄太
平原 康多
浅井 康太
清水 裕友

 今年も輪界最高峰のメンバーが顔をそろえたが、頂点に最も近いのは脇本雄太だ。

数少ない出場機会ながら、今年は競技と競輪がリンクして圧巻のパフォーマンスを見せ付けた。

ダービー、宮杯では別線を完封して三谷竜生のG1連覇に貢献。

オールスターは浅井康太、渡邉一成らを退けて悲願のタイトル奪取に成功した。

さらに、それだけに止まらず、続く親王牌は別線の包囲網を物ともせずに連続Vを達成。

競輪祭では優勝こそ逃して準Vも、力を出し切ってレースをきっちりと支配した。グランプリはダービー決勝と同じメンバーで連係だが、今度は押し切って頂点に立つ。

三谷は夏場に状態を落としたが、親王牌を準Vなど、秋から復活。

競輪祭こそ失格に終わるも、続く広島記念は3725着と立て直しに成功した。

さらに状態を上げて、本番では最高のパフォーマンスを見せる。

村上義弘は2年ぶりのグランプリ。

今年はG1制覇こそなかったが、ダービーで準Vなどビッグでも変わらぬ存在感を放った。

競輪祭こそ一息に終わるも、過去10回のグランプリ出場経験で、きっちり仕上げてくるだろう。

村上博幸は後半戦で目立った活躍こそなかったが、義弘と同様ここ一番の勝負強さは折り紙付きだ。
 平原康多は3月名古屋記念、オールスターでの落車こそあったが、逆境を乗り越えて変わらぬ安定感を披露。

共同杯では清水裕友、山崎賢人ら若手の挑戦を退けて9度目のビッグ制覇を飾った。

その後も親王牌、競輪祭を優出と、輪界のスピード化にきっちりと対応している。

究極のオールラウンダーらしく多彩な戦法を駆使して初戴冠を果たそう。

武田豊樹はオールスターのアクシデントから低空飛行が続く。

競輪祭でも3走目にまた落車の憂き目と、状態が気がかりだ。グランプリまでの1カ月間でどこまで戻せるか。
 浅井康太は記念を3VやG1の表彰台で賞金を積み重ね、競輪祭前にグランプリ出場が決定していた。そんな中での競輪祭だったが自力、番手と卓越した立ち回りで5走オール連対の優勝。

続く四日市記念でも鋭いまくりで連続Vと最高の状態を保っている。

この勢いのまま、グランプリ連覇も果たす。
 未知数だが、新田祐大も侮れない。今年は全日本を制して、早々と静岡行きが内定。

さらに、ダービーも優出と爆発的なタテ脚は健在だった。

しかし、オールスター後から競技の関係で出走はなし。

約4カ月ぶりの実戦だけに、レース勘が鍵となろう。
 清水裕友は今年の夏から最前線で大活躍。競輪祭で決勝3着に入り、一気にグランプリ初出場を決めた。

若さと勢いに任せた大胆不敵な攻めで強豪に立ち向かう。


人と交わり、関わりを持つ

2018年12月26日 16時24分55秒 | 社会・文化・政治・経済

現代社会の重要な課題は、人と人との関係をどう再構築し、いかにつながりを強くしていくかという点にある。
日本生活習慣予防協会では、健康な生活を維持するために、趣味やボランティア、地域での活動などを通して、多くの人と出会い、交流を持つ、「多接のススメ」を推奨している。
人と交わり、関わりを持つことは、人間としての本来のあり方を取り戻し、人間らしい生活を可能にする上で、とても大切なことだ。
家族や友人のような強い結び付きの人だけでなく、街中や散歩の途中で出会った人との何気ない会話や笑顔から、私たちは生きる元気と力をもらうことができる。
人間とは<人のあいだ>と書く。
人は一人では生きていくことはできない。
人との関係に悩み、人にもまれながらも、人とのあいだにおいてのみ、生きている、生かされているとい実感や喜びを味わうことができる。

「人は人間関係においてのみ、初めて人となり得る」和辻哲郎


飛躍する年に

2018年12月26日 13時00分36秒 | 社会・文化・政治・経済

「現状に満足しないこと」
「つねに上を、つねに前を」
スポーツであれ、ビジネスであれ、トップにいる者は徹底的に研究され、すぐに差を詰められる。
停滞したら即、明日の没落を意味する。
ゆえに、「勝ち続ける」には「新しくなり続ける」しかない。
勝負に生きる者の鉄則である。
現在から未来へ。
<来年も今年のように>ではなく、飛躍する年にした。


祈りとは何か?

2018年12月26日 12時01分39秒 | 社会・文化・政治・経済

祈りの本源は、思い。
念じることは祈りに似ているところがある。
神仏に請い願うこと。
私にとっての「祈り」とは、待つことかもしれない。
『今の日本人は祈りを忘れている』
同じ祈りなら、確信を持って祈る。
応援してもらえる祈り方がとても大切。
唱える(となえる)とは? 特定の文句や経文などを声に出して言うこと。
声仏事を為(な)す。
章安大師の有名な言葉だ。
声が「仏の仕事」を行うのである。
声で民衆を救う「仏の慈悲の行業(ぎょうごう)」を為しゆくのである。
声で魔を打ち破り、「仏の力」を示す。


人材は必ず出る

2018年12月26日 11時29分30秒 | 社会・文化・政治・経済

幕末から維新初期は偉大な軍人が偉大な政治家・官僚でもあった。
「維新」が終わり、残ったのは「昭和残酷物語」だ。
戦後、軍人官僚は排斥されたが行政官僚は生き残り、戦前以上の官僚組織が国民生活の隅々に行き渡った。
政治家は官僚を活用できず、結果として政策を丸投げにした。

政権交代可能な議会制民主主義の確立を小沢一郎さんは目指した。

だが、現状まだ実現できていない。
政権交代をもう一度やらないといかん、と思っている。
そんなに悲観する必要はない。
「後生畏(おそ)るべし」だ。
人材は必ず出る。
小沢一郎さんは期待する。


青春が終わった

2018年12月26日 11時04分08秒 | 創作欄

「どの時代に生まれかった?」
話の前後が思い出されないが、経理担当の土田桃子が記者の村田咲沙に聞く。
「そうね。大正時代、大正ロマンという言葉の響きも良いわね」妻子のいる上司を愛していた沙希は、前髪を右手の2本の指で分けるような仕草をした。
「僕は、明治の初期だね。興味ある人ばかりが近代日本に向かっていたからね」と徹は桃子を見詰めた。
先輩記者の神山直哉は手枕で天井を見上げていた。
「俺がもう、10年若ければな。徹君は若くていいな」と徹に向けたメガネが部屋の電球で光った。
新宿3丁目の和風旅館に4人が投宿していた。
2階の道路沿いの角部屋の外は明るんでいた。
「6月は好きではないな。太宰が死んだ月だ。今日は桜桃。みんなで桜桃忌に行くか」神山が身を起こした。
「いいわね」と太宰ファンの桃子が微笑む。
徹は桃子の頬の大きな笑窪に指で触れたくなる。
笑窪に触れたら手をはらわれるだろう。
徹は人を好きになる感情に揺れ動くが、それは何時も深まることはなかった。
沙希が卓上の麻雀牌をかたつける。
お金を賭けない麻雀であった。
「4人が会社を休んだら、社長はどう想うかな」と神山がニヤリとする。
「私は桜桃忌行かないわ。女々しい太宰は好きになれない」と沙希は冷めた目を神山に向けた。
この時、桃子も徹も神山と咲沙が同棲していることを知らなかった。
神山は栃木県宇都宮の自宅に土日だけ帰っていた。
「あれも、青春か」徹は記者仲間と厚生省の日比谷クラブで麻雀をしながら桜桃忌の日のことを思い出した。
あれから、7年の歳月が流れていた。
結婚した桃子に偶然、銀座4丁目で出会った。
「お茶飲む時間ある?」
「午後2時から、5丁目の歯科医院へ取材に」
「そうなの。あと5分ね」と桃子は腕時計に視線を向けた。
魚河岸の若旦那に桃子は嫁いでいた。
「偶然の出逢いだね」
「そうね、あの頃が懐かしいわね」
桃子は向日葵柄の日傘を差していた。
何時も見せた明るい笑顔で、両頬の大きな笑窪も変わらなかった。
「僕が桃子さんに惚れたの知っていた」徹は尋ねてみたかったのだ。
「ええ!そうだったの。徹さんはシャイだったから、全然感じていなかった。でもありがとう。打ち明けてくれて」桃子が複雑な表情を浮かべた。
徹はこの時、何故か<青春が終わった>と想った。


ハートがない?

2018年12月26日 06時06分21秒 | 沼田利根の言いたい放題

友人のように親しくなった歯科医師のことを思い出す。
「社長に、ハートがない、と言われてね」
横浜市歯科医師会の当時の小島功専務理事は、在宅歯科医療に同行した時、唐突に言う。
当方は、あのことだなと読み取る。
「新聞、歯科医師会の事務局で読んでいるから購読中止にしてほしい」と集金に行った峯田菅子に言ったのである。
峯田は日本歯科新聞社の社員ではなく、保険会社の外交員であった。
当時、購読は振り込みではなく、関東近県は新聞購読者の歯科医院まで集金をしていたのである。
このため、社員だけでは手が回らないので、社員の土田美紀の叔母の峯田にも集金を頼んでいた。
「先生、気にしないでください。今日の訪問診療で先生のハートの温かさを知りりましたから」と当方は補うように言った。
この日の訪問診療は7軒。
最後の訪問先は横浜の丘の上。
階段のない団地5階まで、重いポータブルの歯科診療機材を持参して行く。
保健婦が先頭に立ち、歯科衛生士が続く。
当方も記者なのに、白衣姿だった。
患者さんは84歳の独り住まいのご婦人であった。
保健婦が寝ていたその人を起こし、身を支える。
「こんにちわ、トキさん、顔色いいね」小島さんの顔がとても柔和である。
末期がんで在宅医療を選んだことを保健婦から聞いていた。
「病院で死にたくない」と意思を通したのである。
歯は20本も残っていた。
その歯が痛み歯科訪問診療を依頼したのである。
「麻酔するから、歯を削っても痛くならないからね」
手際良く処置をする小島さんと歯科衛生士の様子を当方は脇で見ていた。
「どのように、生活をしているのだろうか、と想うことが多いよね」しんみりした口調であった。
歯科診療所では見えない、訪問先の患者さんたちの姿なのだろう。
横浜の野毛のバーの止り木で二人はカクテルを飲んで交歓する。
学生時代、小島さんは二人で登山して学友が滑落死したことを当方に告げた。
小島さんは目に涙を溜めていた。