久しぶりに開店の食堂「さかえや」

2024年11月30日 20時59分27秒 | 未来予測研究会の掲示板

「さかえや」は、取手競輪場正門の左側路地裏の食堂である。

常連客が、ママさんの旅行話を聞いていた。

娘さんと孫の小学生を連れての3泊4日の旅行は、大洗や福島?方面への楽しい家族の憩いの思い出あった。

大洗ホテル。

ズワイガニもステーキも食べ放題!
オリジナル海鮮丼は好きな具を好きなだけ
サザエや炊き込みご飯はお席で出来立てが食べれる―そうだ。

「いいな」競輪常連客とは、異次元の世界?!

 


人間は本来、学びたい生き物

2024年11月30日 09時57分31秒 | その気になる言葉

▼<千里の道も一歩から>である。

次の一歩また一歩ごとに「夢」が「現実」に近づいていく。

大事なのは足下である。

▼我々は勝つために生まれてきた。

▼どんなに辛いことがあっても、それは一瞬に過ぎない。

生涯、嵐が吹き続けることなどありえない。

雨のあとは必ず晴れる。

それを繰り返していくのが人生である。

ゆえに、断じて負けてはいけない。

▼子どもの人生は本能的に前向き―哲学者・ラッセル

▼人間は本来、学びたい生き物

▼二度とない人生。

だれに遠慮するものか。

花と咲け。心に咲け、暮らしに咲け。大きく咲け。

▼「社会のための教育」ではなく「教育のための社会」でなければならない。

▼自由に生きていいんだよ。

▼闇が深ければ深いほど、暁は近い。

▼祈りから希望の回転が始まる。

▼小宇宙である自分自身を大宇宙のリズムに合致させる―それが祈りである。

▼「君は、人のために祈ったことはあるのか?」稲盛和夫・京セラ創業者


「トランプ関税」発動宣言

2024年11月30日 09時47分54秒 | 社会・文化・政治・経済

【解説】 トランプ次期米大統領は関税について本気 だが貿易が理由ではない

トランプ次期米大統領

画像提供,Getty Images

ファイサル・イスラム経済編集長

「ドナルド・トランプ次期米大統領は、関税について本気なのか?」。この疑問が世界の市場だけでなく、経済全体に広がっている。

トランプ氏はそれほど真剣ではない――。関税については、そうみていた人が多かった。次期政権の財務長官にヘッジファンド投資家のスコット・ベッセント氏を指名したのが、その主な証拠とされた。同氏は関税に関して、他の候補より穏健派と考えられていた。

しかし一夜にして、かなり残酷な現実が明らかになった。トランプ氏は本気だったのだ。しかもまったく予期せぬ行動で、そのことを示した。大統領選の期間中に発した脅しの中で最も非現実的と思われたものを実行に移すと宣言し、メキシコ、カナダ、そして中国をターゲットに選んだのだ。

 

トランプ氏が中心となって作ったこの自由貿易協定は、新たな米政権がパートナー国に関税をかけるのであれば、意味をもたなくなる。

関税措置の根底にあるのは

重要なのは、こうした動きの根底にある主なものは、貿易でも経済政策でもないということだ。関税の大きな目的は、メキシコ、カナダ、中国の各国に、移民や違法薬物の取り締まりに関して政策を変更させることなのだ。

トランプ氏は関税を、世界貿易とは完全に無関係の問題で、外交や、場合によっては強制の武器として使っている。

では、それぞれ独自の問題を抱える主要20カ国・地域(G20)の指導者たちは、抵抗もせずに、トランプ氏に屈するのだろうか?

選択肢の一つとして、アメリカの輸入品の5分の2に対して25%の関税をかけるというトランプ氏の措置が、同国の消費者とインフレに不可避の影響を与えるのを待つ、というものもある。

トランプ政権1期目のアメリカでは、洗濯機が平均12%、価格にして約86ドル(約1万3000円)値上がりした。外国製の洗濯機に50%の関税を課したからだった。こうした価格上昇は、それがいかに控えめだろうと、生活費を引き下げるというトランプ氏の選挙公約に反する。

米国民は物価上昇に対し、2018年当時より敏感になっている可能性がある。とはいえ、関税への政治的な欲求を過小評価すべきではない。

ジョー・バイデン大統領は、トランプ氏が1期目に中国からの輸入品に課した関税を批判した。しかし、自身が大統領に就任すると、それを維持し、対象を拡大すらしている。

まだ始まりに過ぎない

いま明らかなこととして、トランプ氏がベッセント氏を財務長官に指名したからといって、関税引き上げの動きが弱まるわけではないということもある。

ベッセント氏は指名争いの最中、アレクサンダー・ハミルトン初代財務長官が先鞭をつけた、「道具としての関税の威力」をわざわざ認める発言をした。

一方、それより前には、関税は戦術的に使えるかもしれないが、アメリカの製造業再生の主な手段はドル安だろうとも示唆していた。

ヨーロッパとイギリスは今のところ、関税の標的にはなっていない。だが、今回の動きはトランプ氏が掲げた関税政策の一部でしかないことを、再確認するのは重要なことだ。

トランプ氏は、世界経済の地図を根本的に変え、中国とヨーロッパの対米貿易黒字を削減したいと思っている。貿易で「アメリカが食い物にされている」と考えている。

しかし、現在の世界はこうした二元的な経済関係よりもはるかに複雑だ。アメリカには、世界貿易のバランスを再び取るのに十分な力が間違いなくある。

だがアメリカが、特にG7(主要7カ国)やG20の友好国との関係において物事を過度に推し進めれば、あまりに孤立してしまうことになるだろう。


東京大学授業料値上げ問題

2024年11月30日 09時43分22秒 | 社会・文化・政治・経済
国立大学の授業料が値上げされる理由は、主に次のようなものがあります。
  • 教育研究環境の改善
     
     
  • 光熱費や人件費などの諸費用の高騰
     
     
  • 学生の学習環境を維持する安定的な費用を確保するため
     
    文部科学省は、2031年度には国立大学の授業料が年間約93万円程度に上がるという試算を明らかにしています。
また、東京大学では、2025年度から授業料を2割引き上げ、現在の53万5800円から値上げする方針が発表されています。この値上げの理由は、教育研究環境の改善が待ったなしであること、学生の学習環境を維持する安定的な費用を確保するためであることが挙げられています。

メディアで民主主義守られるのか?

2024年11月30日 09時25分56秒 | 社会・文化・政治・経済

トランプ大勝に影響したユーチューブ。

11月18日でトランプの再生回数は約5000万回。

ハリス副大統領は同じ時点で約90万回だった。

1916年の大統領選では、ヒラリー・クリントンが優勢だとメディアが予測して報じたことが裏目に出た。

米国では新聞は「民主主義の番人」と呼ばれている。

だが、新聞メディアに対する不信が広がっている

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政治や経済、生活のあらゆる事象について、国民の考えを問う世論調査。

文学部の渡邊久哲教授が考える、サイレント・マジョリティーの声を見逃すことなく、幅広い層の民意を正確に把握する研究の意義とは?

政治や経済、生活のトピックについて、有権者がどう考えているのか。その民意を正確に把握するため、報道各社が実施している世論調査。

私は2010年まで東京の民放キー局に在籍し、視聴率の分析や視聴者の消費動向、政治意識などについて調査を重ねてきました。

長年、世論調査や視聴率の調査・分析に携わった経験を活かし、現在は、より客観的で信頼性のある調査を行うためにどうしたらよいのか、その方法を探る研究を行っています。

今はソーシャルメディアで誰でも自由に発言できているから、そんな調査、不要では? そう思う人がいるかも知れません。

しかし、強くモノを言いたい人や声の大きな人の意見を拾うだけでは、社会全体の動向を知ることはできないのです。

サイレント・マジョリティーの主張をすくい上げ、客観的な数字として社会に示していくことが、世論調査の使命だと考えています。

世論調査の結果には公平性があるのか

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初めて世論調査というものに触れたのは大学院生のときでした。きっかけは、輿論科学協会という調査会社のアルバイトに応募したこと。

その次にアルバイトで行ったTBSでは、番組がどれだけ見られたかを測る視聴実態調査はもちろん、そこからさらに発展させた生活同行・消費動向などについても調査していました。

たとえば、あるひとりの視聴者がどんな食べ物を好むのか、どんな住まいなのか、どういうファッションが好みで、どんな遊びが好きなのか――。

消費者個々のデータを多面的に収集し分析すると、どのような生活を送る人が、どんな番組を見るのかという実態が見えてくるようになるのです。

現在は主に、各メディアの世論調査結果を比較検討する研究をしています。公平性があるように見える世論調査ですが、実はその結果は質問文や選択肢の言い回しによって揺らぎが生じ、ときに結果が歪められることもあります。

少し前に話題になったのが、集団的自衛権についての世論調査。ある新聞社では、「全面的に使えるようにすべきだ」「使えるようにすべきではない」「必要最小限で使えるようにすべきだ」という選択肢を用意しました。

必要最小限と言われてしまうと、強い意見を持っていない有権者は「必要ならしょうがないか」と感じて選んでしまう。

ニュートラルに見せかけて容認派の言い回しを選択肢に混ぜ込むことで、どちらともつかない人々をコントロールしたのです。

それにより、多数容認という結果を出したのですが、これは問題です。

他者の考えを知り、理解することで守られる民主主義

最近ではソーシャルメディアが台頭し、テレビや新聞など、これまで主流であったメディアによる世論形成がしにくくなっています。

ソーシャルメディアでは声の大きい人々の意見が目立ち増幅されやすいため、大勢の市民のニュートラルな声を拾うことが難しい。

公平な世論調査に基づくテレビや新聞の報道に接触する機会を増やし、世論形成をすることが必要だと感じています。

とくに若年層においては、価値観の近い友人との話題が優先されやすく、政治や公共的な出来事への関心が低くなっていることが気がかりです。

格差が拡大し分断が生じやすい現代において、民主主義を維持していくためには他者の考えを知り理解しようとすることがとても大事です。そのために正確な民意を把握する世論調査の実施と結果の公表は、重要なことだと考えます。

この一冊

『世論調査とは何だろうか』 
(岩本裕/著 岩波新書)

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著者は、NHKの報道記者ですが、かつてはNHK放送文化研究所の世論調査部に所属していました。「はい」「いいえ」のどちらでもない国民・有権者が、どんな選択肢から何を選ぶのか。民主主義の礎を担う世論調査のことがわかる一冊です。

渡邊 久哲

  • 文学部新聞学科
    教授

東京大学文学部社会心理学科卒、同社会学研究科社会心理学専修課程修了。社会学修士。TBS勤務などを経て、2010年より現職。

新聞学科 

分断時代のメディア

2024年11月30日 09時21分25秒 | 社会・文化・政治・経済

保守派とリベラル派の間で議論すらも成立しないアメリカ社会の激しい分断が広がる中で、メディアが加担した責任は極めて重い。

現在のアメリカのメディアは自分たちが進んで左右に分かれ、「報道」そのものに色が付けているものも少なくない。客観性を失いつつあるメディアに対する信頼度は地に落ちた。

民主主義と社会変革とメディア

いうまでもないことだが、人々の声を吸い上げ、今何が社会的な問題であるのかを明らかにするのは、民主主義社会ではメディアの重要な役割だ。

メディアが「真実とは何か」を突き詰めることによって、いますぐに解決しないといけない問題が争点化されていく。これをメディアの「議題設定機能(agenda-setting function)」と呼ぶ。

ここでいう「メディア」とは新聞、テレビ、ラジオなどの伝統的なメディアを意図したが、オンラインメディアとの境は既にない。

各種メディアの情報はネットで大きく拡散し、争点化のスピードが加速化しているのが現在だ。

民主主義的な社会であれば、その争点が大きく重要であるならば、メディアとその背後にある世論が政治を動かし、社会変革が生まれるはずである。喫緊の問題であるならばそれだけ変革の機運はメディアと世論が推し進めるはずだ。

政権や政治家、政党がその必要な変革を実現できたかどうかについて、人々は選挙で審判を下す。変革を推し進めることができない政治の担当者は交代していく。政治を動かす原動力となるのが、民主主義的な政治体制に組み込まれている選挙という国民からのフィードバックである。

これが民主主義的な社会変革のメカニズムだ。その中で民主主義社会を成立させるうえで、メディアが果たす役割は死活的に大きく、当然ながら、メディアは常に真実に努力を怠ってはならない。

2つの真実

しかし、社会の分断を背景に、メディアが取り上げる争点に対する解釈が保守側とリベラル側で分かれてしまって、「真実」そのものが2つ存在するとしたらどうだろう。

メディアそのものが左右に分かれ、保守側とリベラル側の情報の面での応援する利益集団のようなものになっているといった状態だ。

そして、どちらも大きなターゲットとなっているのが「向こう側のメディア」だ。

保守側メディアはリベラル派の政党、支持者を罵倒し、リベラル側メディアはその逆をする。自分にとってなじみがあるメディアでは「善」、向こう側では「悪」――。

同じ争点が全く別のように描き出されているとしたら、それは悲劇でしかない。

残念ながら、この状況が現在のアメリカである。これを「メディアの分極化(media polarization)」と呼び、この現象は国民の分断とともにここ30年ほどで一気に進んだ。

「私は火曜日に逮捕される」というトランプ投稿

「メディアの分極化」がどんな状況なのかを分かりやすく説明するため、今年春に私がアメリカに調査などのために滞在した時の話をしたい。

他の多くのホテルと同じように、私が泊まったホテルは衛星放送と契約しており、24時間ニュース専門チャンネルとしてFOXニュース、CNN、MSNBCなどが含まれていた。

チャンネル番号もたしかこの3つは隣り合わせだったので、空いた時間にはリモコンをザッピングする形でこの3局を眺めていた。

3月18日は土曜日だったが、朝から大きなニュースが飛び込んできた。

トランプ前大統領が自前のSNSである「Truth Social」で、「私は来週の火曜日に逮捕される」と書き込んだためだ。不倫口止めをめぐる選挙資金違反疑惑などでニューヨーク州検察がトランプを起訴する可能性が高まっているという話はその数日前から一部メディアが報じていたが、この書き込みで一気に社会的な争点となった。

新聞やテレビなどではなく、SNSの書き込みが社会的な争点化を行うことが頻繁になったという時代に突入してかなりたつ。ただ、そのきっかけがトランプ台頭だったとすると、比較的最近であることに気づく。

実際には「翌週火曜日(3月21日)」ではなく、トランプが起訴されたのはその約2週間後の4月5日だったが、いずれにしろ、このトランプの書き込みをきっかけに一斉にこの3つの24時間ニュースチャンネルの話題を独占することになる。

当日18日の朝は3局ではいずれも、この書き込みをめぐって「トランプが近く起訴される」という話題を既に報じた新聞記者や、法律家、政治コメンテーターなどの討論で番組が構成されていた。

特別番組を編成している局もあったが、通常の報道枠でも特別編成だった。「起訴される理由は何か」「いつ起訴されるのか」「起訴された場合、逮捕・拘束はあるのかどうか」「既に立候補している選挙戦はどうなるのか」などの話題が続いた。

驚いたのは、MSNBCとFOXニュースのトーンが全く異なることだった。MSNBCでは「トランプは民主主義を破壊させた張本人。起訴は当然、むしろ遅すぎる」「法的に可能かわからないが、選挙出馬そのものを辞めさせる手段はないのか」といった形のコメントが続いた。CNNもほぼ同じだった。

これに対して、FOXニュースは「全くのぬれぎぬ。トランプをはめようとしているだけだ」「訴追しようとしているニューヨーク州マンハッタン地区検事であるブラッグは、リベラル派であり、法制度を武器のように使っている」と全く違ったトーンだった。さらにFOXニュースは「リベラルメディアを含んだ左派の陰謀だ」とも続けた。

この差にはものすごい既視感があった。何がどのように議論されるか、最初から予想したとおりだった。

FOXニュースは右派メディアとして保守の応援団そのものとして日本でも知られている。MSNBCは左派寄りとしてリベラル派を擁護する傾向にある。CNNも近年、特にトランプ台頭以降は左派寄りになりつつある。

この2つの「報道」の違いはネットの中で、メガホンで声を上げるようにすぐに拡散していく。

特に、保守派の方は逮捕の可能性に強く憤った「リベラル派の魔女狩り」といった書き込みが続いた。「問題なのは、ブラッグ検事だ。こいつを連邦議会に召喚せよ」いう保守派のネット世論が、下院共和党を動かし、ブラッグ検事を召還するための書簡が送られた。

その結果、まるで訴追が追い風になるように、トランプが起訴されると共和党内では一気に支持率も上がった。「24年大統領選挙で共和党の候補にはだれがふさわしいか」という世論調査では、トランプの書き込み以降、トランプが15ポイント程度急伸した。さらにはトランプに対する選挙献金も一気に増えた。有罪になる可能性があっても、それは「リベラル派の罠」であると信じられているようであった。

リベラル派はMSNBCと同じ議論の書き込みが続くが、基本的にはトランプ支持に集結する保守派の声に対してかなりしらけて眺めている。「またあのトランプの時代に逆戻りか」という圧倒的な嫌悪感が増殖する。

いずれも自分と違う意見の方には耳を貸そうとしない。「フィルターバブル」という言葉があるように、自分たちの意見は増殖する泡のように拡大していくが、その向こう側にある自分たちと異なる見方についてはフィルターがかかっているように全くみえない。メディアが吸い上げる意見は、このたこつぼの中で消費されていく。社会はより分断し、「私の真実」と「あいつらの真実」の差は大きくなってくる。

「トランプ起訴」だけでなく、「2021年1月の議会襲撃」など多くの政治的争点について、2つの「真実」が生まれてしまっている。残念ながら、これがアメリカのメディアと世論と民主主義の現実である。

後編に続く


「悪タレ極道 いのちのやりなおし」

2024年11月30日 08時39分40秒 | その気になる言葉

▼英国のラミー外相の発言。

トランプは「暴君」「妄想的で不誠実」「ネオナチ」「自己中心的人物」とひはんしていた。

ところが、トランプが大統領選で勝利するや「愚かな野党時代の発言だった」と見解を変えた。

▼マイナー保険証は、高齢者が多く利用率は3%程度、「マイナ保険証を知っている患者はほとんどいない」状態。

普及を急ぐあまり、丁寧な説明がされていない。

▼政府は医療費削減に期待しているマイナー保険証の利用。

▼「誰もが好きでヤクザをやってない。社会に出ても疎外され、生きるらめのヤクザになるんだよ」

「誰でもやり直せる。今の彼(マナブ49歳)は本当の真面目ですよ。この教会もね、引っ張ってもらってるんだだから」教会CJKチャーチの牧師中島哲夫さん(74歳)(元「経済ヤクザ)「悪タレ極道 いのちのやりなおし」の著者74歳 

極道稼業ひとすじ20年。

バブル全盛期を経済ヤクザとして生き、酒・カネ・女・覚醒剤に溺れて、住吉会から破門され一文なしに。

地獄を見た男が、さまざまな困難、偏見、挫折を乗り越え生まれ変わるまでを綴る。

 

 
書籍「刺青クリスチャン」で中島さんのことを知り、読ませて頂きました。

私はキリスト教の信者ではありませんが、非行少年→ヤクザという経歴の中島さんが、イエス様や教会の方々、奥様方のお力で改心し牧師様になられたというお話に大変感動致しました。

日曜日に教会に行かれるようになり、皆さんから「優しいいい方ですね」と言われる度に、罪悪感を感じ過去を反省されるようになったというくだりは、あの名作「小公子」にそっくりだと思いました。

あの作品でも、冷酷で傲慢だった祖父が、セドリックに「おじい様は本当に優しく親切な方ですね。僕、おじい様が大好きです。おじい様のような立派な大人になりたいです」と絶賛される度に「イヤ、まぁその・・・」とバツが悪くなり、過去の自分を反省するようになったのですよね。

やはり、人を改心させるのは、叱咤ではなく愛なのですね。

また、教会に行くと、お腹の奥が震えたというのは、丹田=真我が覚醒し始めておられたのではないでしょうか。
きっと讃美歌や神父様のお話が、自我を通過して、ご自分でも意識しておられなかった潜在意識の深い所に響かれたのだと思います。

また、奥様の祈りにより、一時は食べ物にも困る程困窮されたおかげで本当の幸福の意味を悟ったというお話がありました。

生きる上でお金はとても大切なものですが、ヤクザ時代に贅沢な暮らしに慣れ、傲慢になられていたのを反省する必要があったからでは、と思いました。
人が生きられるのは、やはり、多くの人々や動植物、大自然、森羅万象などのおかげですから、それらへの感謝を思い出す為に必要な過程だったのではと。

映画「親分はイエス様」もYouTubeで拝見しました。

木原さんと島さんが、不遇な生い立ちで、信じていた組織からも裏切られ、麻薬中毒になったり殺されかけたりしても立ち直ることができたのは、イエス様や奥様方の大きな愛だったのですね。

十字架を担いで日本縦断なんてとても大変なことですのに、殺人という重い過去を背負った民宿のご主人はともかく、途中で出会った人達が「俺も俺も」と参加されたのは少し違和感がありました。
でも、木原さんの強烈なオーラが、心の深い所に共振されたのでしょうね。
 
 

社会からも暴力団からもドロップアウトした著者たちが韓国人の妻たちや周囲の人の祈りによって、キリスト教の神を発見し、ミッションバラバという伝道集団を結成して更正していく。
ミッションバラバの前著「刺青クリスチャン」(早稲田出版)が各メンバーのオムニバスであるのに対し、本書は著者が自らの半生を中心に前著が映画化されるまでを描いている。
身内をはじめとする知人、友人が依然暴力団に所属しているため、暴力団を反社会集団として否定しているようには見受けられないこと、自らの魂の救済に主眼が置かれ、覚醒剤の売り捌きなどで絶望の底に突き落とした人々への視点が乏しく思われることなど共感できない点も多々ある。
しかしながら、この劇的な回心とそこに至る信仰はなかなかまねのできることではなく、本書で紹介された日韓共同製作の映画、「親分はイエス様」を観たくなる。
 

 

 


豪雨を科学で制御できるか?

2024年11月30日 08時19分55秒 | 社会・文化・政治・経済

都心のゲリラ豪雨は、人間が作りだしたものだ。

ある程度制御するために、人間自身がケアすべきだ。

ドライアイスを航空でまく。

海上で大量に降雨を起こして陸上に流れこむ水蒸気を減らし、

陸上では雲を分散させて、雨が降らないようにする。

ドライをまくコストは1000万円程度。

広島豪雨の被害額は415億円に上ったの、費用効果は十分ある。

また海面を冷やす仕組みも期待される。

ゲリラ豪雨のしくみ

ゲリラ豪雨とは、局地的に短時間で降る激しい豪雨のことです。ゲリラ豪雨は規模が小さく、突発的かつ散発的に起こるため、事前に予測することが難しいといわれています。ここでは、ゲリラ豪雨のしくみを説明します。

ゲリラ豪雨のしくみ

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上空の寒気の影響や、日差しで地面が熱せられて地表近くの空気の温度が上がることにより、大気の状態が不安定になります。特に夏の時期は、太陽の強い光によって地表付近の空気が温められて上昇気流が発生しやすく、大気の状態が不安定になりやすいです。不安定な大気状態のとき、活発な対流が起こると、強い上昇気流に伴って発達した積乱雲が発生します。発達した積乱雲は、局地的に短時間で強い雨を降らせ、ゲリラ豪雨をもたらします。ゲリラ豪雨は、一時的なことが特徴なので、長くても1時間程度しか続きません。都市部のヒートアイランド現象がゲリラ豪雨を発生しやすくすることが指摘されています。

ゲリラ豪雨 ここに注意

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ゲリラ豪雨をもたらす発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨のほか、竜巻やダウンバーストなどの突風や雷、ひょうなどの激しい気象現象を引き起こすことがあります。

ゲリラ豪雨は短時間に大量の雨が降るので、中小河川の急な増水や氾濫、低地やアンダーパスの冠水、地下街の浸水などの水害が起きます。
また、河川の上流でゲリラ豪雨があった場合、自分がいる地域で雨が降っていなくても、川の水位が急激に上昇することがあるので、河原などで遊んでいる場合には注意が必要です。

上流のゲリラ豪雨を知るには

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ゲリラ豪雨によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは以下の通りです。
① 川の水かさが急に増えること
② 川の水が濁ること
③ 木の枝などが流されてくること

また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

 

 

つきまといの男

2024年11月30日 04時07分30秒 | 未来予測研究会の掲示板

利根輪太郎は、段々と気分が重くなってきた。

「あんたと、ウマがあいそうだな」初めて、その男と出会ったのは、今年の3月、場所は取手駅西口の駅の前であった。

その男は、駅ビルの1階で輪太郎を待つようになる。

相手は、駅ビル入口内部の椅子に座り焼酎の缶を飲んでいた。

輪太郎が競輪行きのバスに乗ると着いてくるのである。

「俺は、刑務所帰りで保護観察の身なんだ。保護司のネイちゃんは35歳。旦那がいる。俺は団体生活が嫌いなんで、もう刑務所は御免だ」

「ネイちゃんをはめてやろうか」と物騒なことを口にする。

35歳の女性の保護司が本当に存在するのか?

男と駅ビル近辺で出会うことが増えていく。

それは、つきまといの始めであった。

「金がない、酒が飲めないのがホント、つらいな」

輪太郎は酒好きであり、駅ビルのコンビニでワンカップ酒2本を買い、さらに店舗内の店で焼き鳥を4本買って男に渡す。

「ありがたいな。アパートに買って飲むよ」笑む男は前歯が数本欠損していた。

生活保護に身なのに、パチンコと競輪である。

当然の帰結で3日か4日で無一文だ。

そして、取手市役所の窓口で泣きつくとコメやカップ麺が支給されるそうだ。

35歳の保護司が定期的男のアパートを観察に來る。

「市役所でも、お説教をくらった」男は歯をむき出すにする。

「これで、飲んだら」輪太郎はスイカを渡すのだ。

そのスイカには1000円ほど残っていた。

男は神妙な顔となり「800円遣った」とスイカを輪太郎に戻す。

「いいよ」と競輪で金がかなり浮いた輪太郎は応じた。

金が無いのに、男は松戸競輪まで輪太郎を追ってきたのだ。

その日、松戸競輪で大きなレースがあったのだ。

男は電車賃くらいは持っていたのだろう。

 


【水都大垣杯】山口拳矢が長い一年を締める、北井佑季も気合の出走

2024年11月30日 04時05分50秒 | 未来予測研究会の掲示板

2024/11/29 (金) 12:00  32

 

山口拳矢が地元で大きな期待に応える

 

山口拳矢の長い一年

 大垣競輪場で行われる大阪・関西万博協賛「開設72周年記念 水都大垣杯(GIII)」はS班陥落が決まってしまった山口拳矢(28歳・岐阜=117期)にとって大きな意味を持つシリーズとなる。昨年5月平塚のダービー優勝の後、今年は5月いわき平ダービーの決勝進出はあったものの、全般的に苦しい一年を過ごした。

 病気に見舞われることも続き、本来のスピードは時折見せることはあったが、強さを見せることはできなかった。ただし「競輪祭(GI)」の攻めの競走は、その足掛かりになるものだったと思う。攻めていくことが、強さにつながる。相手への脅威にもなる。

 位置取りや積極策が課題と言われ続ける中、それを打破できない時間が過ぎていく中、終止符を打とうとしていた。GI取れるスピードを持ち、つかむ強さを、これからは手にする。

 

 

 

今回求められるのは結果のみ

 

拳矢も考えることはあるだろうが…

 

 ちょっとどうなのか…と思われるレースもあった。中部の後輩に前を任せている時、山口自身としては、おそらく「本人が勝てる走りを」と思っていたと思う。だが、人気を背負い、中部の中心選手として結果を出さないといけないケースもあったと思う。

 そういうものを求めない性格かもしれないが、前を回る選手にも先がある。そこで気持ちを見せて踏み上げていく姿を見て、ファンはまた将来に期待を持つ。ホームバンクの大垣で、今まで以上に大きな支持を集めることになるだろう。

 若手が台頭してきた今、中部としての流れを来年に築いていくためにも、鬼になって優勝を目指してほしい。突き上げる拳は、その時のためにある。

北井佑季はグランプリを前に

 

北井佑季は走ってこそ、戦ってこそ

 

 KEIRINグランプリ出場を6月「高松宮記念杯競輪(GI)」優勝で決めていた北井佑季(34歳・神奈川=119期)は、競輪祭の最終日のレースを終えると「大垣記念も走らせてもらいます」と闘志をみなぎらせていた。

 デビューから、走ることで強くなってきた。グランプリに備えるというよりも、今は後半戦の悔しさをぶつけることが、静岡での爆発につながるだろう。自分のスタイルを変えないことが、北井の強さを支えている。

 競輪祭での大逆転ドラマはならなかった松浦悠士(34歳・広島=98期)も出走する。競輪祭決勝は脇本雄太(35歳・福井=94期)が近畿の力を得て、それにしてもとんでもない強さで勝ったので仕方ない。松浦としては今年は悔しくとも、来年取ればいいだけ。それだけの状態はあると証明したことは大きい。

中野慎詞も、衝撃を与える

 

中野慎詞(右)は新山響平が絶賛する男

 

 パリ五輪でケイリン決勝に進出した中野慎詞(25歳・岩手=121期)は、函館FⅠ、四日市記念(泗水杯争奪戦)、小倉競輪祭と爆走を続けている。競輪祭準決は古性優作(33歳・大阪=100期)のワンプレーにやられ、裸逃げになってしまった。ダイヤモンドレースにしても、警戒されて苦しんだ。

 圧倒する。シンジは、圧倒する。それだけの力があることは、誰もが疑わないだろう。その一歩を、またすぐに見られることがうれしい限りだ。

 窓場千加頼(32歳・京都=100期)もまだ何も終わっていない。来年のGI初制覇を目指し、戦いはまだ始まったばかりと言っていい。

 

窓場千加頼が来年につなぐ

 


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創作 愛されたい願望 2)

2024年11月30日 02時51分41秒 | 創作欄

松井徹は、祖父母を知らなかった。

祖父の幸志郎は太平洋戦争で戦死していた。

神棚には、サイパン島で亡くなった祖父の和服姿で、口髭の遺影が掲げられいた。

祖父は母親の春子に似ていて、神経質な顔立ちだった。

そして、祖母の梅は空襲で亡くなっていた。

地方の町にまで戦禍が及んだのである。

祖母は、徹が住む村ではなく、祖母の実家の町に米を担いで届に行った日に運が悪く焼夷弾で家族ともに戦死していた。その祖母の遺影は何故か洋服姿だった。

父親の真司は養子であったことを、徹は後年知る。

母親は祖母から教えられたというを大正琴を趣味としていて、徹と弟の春樹が通学していた小学校の文化祭で、その大正琴を演奏した。

弟は大正琴に興味を示し、母親から習っていたが、徹は父親の趣味であるハーモニカに興味を示したが、いくら練習しも上手にはならなかったのだ。

母親は家事をしながら歌謡曲を口ずさんでいた。

父親も酒に酔うと昭和の演歌を歌っていた。

小学校は自宅から約4㌔の道程であり、小学生たちは下校時は野山や野畑で遊ぶびながら帰っていた。

弟の春樹は女子たち好かれていたので、共に帰宅していた。

徹は悪ガキ仲間たちと、弟たちをはやし立てていた。

徹は弟のように女のから愛されたかったのに、それが叶わなかった。

知恵遅れで幼馴染の晶子だけが親しい間柄であったが、段々、その晶子を避けるようになってゆく。

晶子は悲しそうにたたずみ、徹を見詰めていた。