ライバルはい

2025年02月15日 09時47分51秒 | 社会・文化・政治・経済

科学的に導き出された「実力以上」を引き出すたった1つの方法 

 
★「誰かと競う」ことは、本当に「悪」なのか?
★ベストセラー『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』の著者、渾身作!!
★社会人1200人を徹底調査して解明!
★「誰かと競う」ことの価値をエビデンスベースで解説!
★「行き過ぎた協調社会」への処方箋!


現代では「みんな仲良く」が正義とされている。
企業や学校から「競争」が排除され、業績や成績を人と競い合う機会がほとんどなくなった。
一見すると居心地の良い環境だが、一方で、競争を通じて得られる「失敗」や「敗北」、
すなわち「学び」や「成長」の機会を失ったともいえる。

かつて「ホワイト企業」と呼ばれた職場が、若者から「ゆるブラック」と揶揄されるように、
生ぬるい環境に危機感を抱いている人も少なくない。

そんな状況を打破するヒントが、「ライバル」にある。
社会人1200人を対象に行った調査の結果、
競争相手がいる人といない人では、驚くべき差があることとわかった。
たとえばライバルがいる人は、いない人に比べて……

・26%も、仕事への「意欲」が高い。
・33%も、仕事の「満足度」が高い。
・36%も、「成長」の実感度が高い。
・28%も、「年収」が高い。
・39%も、「幸福度」が高い。


本書では、ライバルがもたらす効能を、
エビデンスをもとにさまざまな角度から解説する
数字に裏付けされた意外な事実を知れば、
競争への恐怖が和らぎ、成長へのモチベーションに変わる。

◉目次
第1章 ライバルは敵か、味方か—1200人調査で判明した意外な事実

・たくさんいる人たちの中で、どこか気になる存在
・ライバルは相反する感情をもたらす
・1200人のライバル実態調査の結果から
・ライバルはどこに現れる?
・「幸福度」に関する驚きの調査結果  など

第2章 現代からライバルが消えた理由―こうして日本社会は競争を葬った
・「競争相手」のいない世界
・競争は、いつから「悪」になったのか?
・「みんな仲良く」という時代の副作用
・「無菌状態化」する日本企業の職場環境
・競争がなくなったことで失われた光景  など

第3章 ライバルの真のイメージ—それは本当にネガティブな存在なのか
・負けることは、恥ずかしいことなのか?
・1151人が抱くライバルのイメージ
・ライバルがいない人ほど、ライバルを「恐れる」
・ライバルがもたらす、大切な「ある感情」  など

第4章 ライバルがいるから頑張れる―意欲と満足度に与えるプラスの影響
・入社3年目の「社内マップ」
・ライバル観の4つのタイプ
・なぜ若手にとって「目標型ライバル」は重要なのか?
・統計に表れた「ライバルの有用性」  など

第5章 ライバルこそがあなたを成長させる―競争の果てに得る4つの成長実感
・スーパー技術者たちの戦い
・なぜ勝者も敗者も、同じ感情を抱くのか
・ライバルの有無と成長実感の関係
・あの人がいなかったらここまで来れなかった  など
第6章 恋のライバルと戦う—敗北は人生に何をもたらすのか
・人が恋に落ちる瞬間
・エスカレーターの一段に無限の宇宙を感じる
・「恋のライバル」という残酷な存在
・4人の恋の結末  など

第7章 ライバルの効能を科学する—世界の研究が明らかにした成功との相関
・25秒もタイムが縮まったランナー
・膨大な先行研究から導き出した2つの有用性
・「比較された従業員」が辿る、正の道と負の道
・ライバルのいる人といない人、どちらの年収が上か  など

第8章 ライバル意識のダークサイド―敵対心という心の闇との向き合い方
・アメリカで出会ったイケメンの友だちと天才
・勝たなければいけないという気持ちが行きつく先
・「勝利至上主義」の是非とライバルに対する敵意
・「足を引っ張る」ことに喜びを感じる日本人
・どんな人が現れても、揺さぶられない自分でありたい  など

第9章 自分という最強のライバル—勝者であり続ける人が戦っているもの
・ライバル研究「最大の疑問」
・「若くして頂点を極めると成長が止まる」は本当か
・藤井聡太がダークサイドと決別した瞬間
・364日は「過去の自分」の勝ち
・過去の自分に勝つ方法  など

第10章 ライバルと手を組むとき―最高のチームが誕生する瞬間
・真に「競争から協調へ」が実るとき
・「チームの一員としてふさわしいか」というプレッシャー
・この世界は個人戦でできている
・自分にしかできない何かを見つけるために  など

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