goo blog サービス終了のお知らせ 

吉田 有希選手がFⅠ伊東競輪 ミカリンナイトレース優勝

2022年02月12日 08時01分08秒 | 未来予測研究会の掲示板

東北作戦 S級決勝

並び 6-1-4 2-5 3-7

レース評

大格上の新田に発進役がいるなら◎信頼だが、超新星の吉田もかなり強い!準決の再現で二段駆け粉砕の豪快捲り特注だ。

 

1-4(1.6倍)

結果

2-1 970円(3番人気)

2-1-4 2,280円(7番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 2 吉田 有希   9.8 B  
2 1 新田 祐大 3車身 10.0 S  
3 4 成田 和也 1/2車輪 9.9      
4 5 神山 拓弥 2車身 10.0      
5 3 松坂 洋平 4車身 10.1      
6 7 中村 浩士 1/8車輪 10.0      
  7 6 木村 弘 大差

 


釈迦が語る宇宙の始まり

2022年02月12日 08時01分08秒 | 社会・文化・政治・経済
 
小宮光二  (著)
 
「宇宙はどうして始まったのか?」
「わたしたちはどこから来てどこへ行くのか?」
「本当の自分とは何か?」
「解脱とは、悟りとは何か?」
「神とは何か?」
「愛とは何か?」
という究極の問いに明確に答えを与えてくれる、真理を解き明かしてくれる一冊。

これらの疑問は、私たち人類の誰もが根底に共通して持っている疑問とも言えるものではないでしょうか?
私達が求めてやまない宇宙の秘密、生命の秘密のすべてがここにあると言っても過言ではありません。


自分自身がどうして人間の形をとってこの世界に生まれ、
何のために生きているのか?
それらの質問に明解に答え、その原理をつまびらかに明らかにしていきます。

私たちの真の姿とは何か、そしてさらには神とは何かが今、
本書によって解き明かされようとしているのです。

私たちの真の姿とはこの宇宙すべてであり、そしてすべてとは真空であり、
形もなにもないものであるということ、
そして、すべてであり真空である私が、自分自身とは何かを知るため、
そして知ったなら伝えて行くために、人間という形をとって生まれてきたということが、
本書にはわかりやすく述べられています。

そしてその真空とは、仏教で言うところの空であり、
そしてそれは、2500年前からお釈迦様が伝えてきた「色即是空」という真理中の真理です。

本書は、色即是空とはどういうことなのかを理解し、
あなたを真の目覚め、そして解脱へと導く本であると確信を持って言えます。

さらに本書は、アインシュタイン、スティーブン・ホーキングなど、
地球を代表する物理学者たちが真理に迫っていくさまを丁寧に追い、
真空である私たちの真の姿を科学的な視点からも説明することにより、
このことが本当のことなのだと、誰をも納得させる説得力を持って語りかけてきます。

そして科学者たちが追求してきた宇宙の真の姿、それはお釈迦様が説いた色即是空と全く一致するのです。

まさに今、科学が真理を解き明かそうと、科学が真理と融合しようとしている時代に私たちは生きています。

科学者たちが解き明かしてきたことは、私たちにこれまで考えてもみなかったような視点を与えてくれ、
そしてそれが、目に見えている世界、私たちが実在だと思っている世界は
実は虚像であるという真の姿を見せてくれるのです。

そして、世界の本当の姿、そして真の自分を知ることこそが、
この三次元世界のすべての苦しみや悩み事からの解放されるたったひとつの方法なのです。
(奥平亜美衣 推薦)
 

著者について

『KoJi,s DeepMax』 『人間を越えた人のためのチャンネル』
といった動画サイトを主宰するYouTuber。著書多数。

料理から盆栽いじり、コミックからロックンロール、国際政治経済から金融軍事、
都市伝説から世界の虚構、相対量子論から統一場理論、量子テレポテーションから並行世界移動、
魔界から天界、神々の世界から仏の悟り、ビッグバーンの起こし方から宇宙の完成に至るまで、
地球と全創造世界を構成するサブカルチャーからメインカルチャーに至るまで造詣が深い。

趣味は『育毛』、好きな言葉は『無生法認』。
『悟りのゲームを始めるために3次元の時空の中に肉体を持つまで世界は存在しない』という
物理学者ハイゼンベルクの言葉が口癖。
飼っている猫は『サビ猫』、好きな食べ物は『恵 megumi ヨーグルト』。
 
 
今まで、私は仕事を一生懸命頑張って、お金を稼ぐことに夢中になって波乱万丈の人生を歩み酸いも甘いも経験しましたが、本の内容を見てピンと感じました。
人生のさ歩む方向を180度変えて物質社会から、精神の世界へと変わらなければならない時期と。
今のコロナ騒動から時代が変わるのではないかと、そのように考えているのは、自分だけではないと薄々感じ、私と同じような気持ちになっている方は少なからず居られるのではないでしょうか。
そのような方には最適でしょうが、お金儲けなどにまだ未練があり欲望に惑わされている人たち、すぐに批判愚痴を言う方々には不向きかと私は思います。
神とは自分の精神と簡潔にサッと躊躇なく書いて、神の心を知ること、それは科学者たちの歩みでやっと科学の時代から仏教の時代へとバトンタッチされた内容でありますが、仏教を科学だと認知されているならば、なんの抵抗もなく受け入れられる一般的な道徳的な書物だと感じました。
しかし、自分が神だと分かったならばそれを実行、世に拡める事が真理であり慈悲であると言うことをわかりやすく説明している本です。
 
 
 
西洋から始まった計測科学と、東洋から始まった精神科学とを融合させながら、分かりやすく真理へと導いてくれる内容。
 
 
 
某SNSでの著者のチャンネルがきっかけで興味を持って購入しました。
著者のチャンネルで語られるような陰謀論や国際情勢に関する話題は本著作にはあまりありません。
哲学者たちや物理学者たちの偉業についての解説がメインです。
 
 
 
資本主義が人類史上空前の物質的繁栄を極め、その歴史的崩壊過程が目に見えるほどに加速しつつある21世紀初頭。
この時代に生まれ、生きる意味とは何かを平明な筆致で読者に問いかけ、教えてくれる書物だと思いました。
本書の元の版は2009年に書かれたとのことで、出版当時、時代を大きく先取りしていたと思います。

 釈迦が初転法輪を説いたのとほぼ同じ時代に、アリストテレスは地球が平面ではなく球体であることに気づきました。そしてガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、エヴェレット、ホーキング……明晰な科学的思考によりこの世界、この宇宙の成り立ちの解明に挑むヨーロッパの叡智があり、他方、仏教の教えのもとに、さとりによってこの宇宙の深奥(=自己の精神の根源)に到達しようとする東洋の智慧があります。
本書は、人類が育んできたこのふたつの巨大な知を重ね合わせの状態に置くことで、仏教が科学的思考による宇宙探究の学問だったことを明らかにすると同時に、釈迦が説いた八正道を実践したのは、実はヨーロッパの科学者たちだったことを読者に示します。
 現代を「VUCAの時代」と言う人もいます。
仏法が説く末法を超え、最末法に達した感をますます強める今、不安と迷いが人生に苦しみをもたらしている現代において、何が正しいのか、何が正しい生き方なのか、この時代に生きる意味は何なのかを、本書は説き明かしてくれていると思いました。
 簡潔でとても分かりやすい文章で、著者の考えや観点をストレスなく自然に理解できました。
 
 
 
 
以前から今の物質的社会の構造に馴染めず、俗に言う負け組人生を送っていて、満たされない毎日を過ごし、何故?自分と言う存在があるのか?
生きてる価値があるのか!と考えていた。
現在騒がれている疫病が出てきた頃、某動画配信に2つのチャンネルを持つ著者の動画をとうして、存在の本質に気づく事が出来、今はなんだか楽しい毎日を送っています。その著者が書く仏教と科学を融合させ存在の本質を知る事の出来る一冊です。
 
 
法華経を高く掲げて
新しき道を示せり
末法の世に

筆者の卓越した慧眼で、三次元世界の現象はもちろんのこと、高次元世界に至るまで、時空を超えて縦横無尽かつ冷静に徹底的に切り込むSNSの動画。かねてから、その人間を超えた視点と世界情勢の独特な分析をこよなく愛する一人のファンの素直な感想です。

本書は仏教と科学の、空の思想と量子力学的な真空の概念の共通点を見事に看破しています。
私も量子力学と仏法についてはファインマン図の電子と陽電子の挙動と親鸞の二種回向の往相還相を始めとする共通点について拙い思いを巡らせているだけに興味深く拝読しました。

著者の意欲的なお取り組みは、新しい時代の死生観を高次元から俯瞰して示唆されており、自力を徹底された広義の聖道門であられる日蓮聖人の生まれ変わりをも想起させられます。しかし法華経もさまざまな経路や言語で伝承されており、宮沢賢治の感性を通すとまた違う世界が展開されそれもまた魅力的です。

また、機械学科出身で流体力学を研究し、他力の浄土門の親鸞聖人に帰依する仏教僧でもある異端の私には、あまりにも明解な人類未知の問題に関する回答は眩しすぎました。南無阿弥陀仏の世界の優しさと易しさを改めて再認識させられ、本書に刺激を頂き、私のような大衆の息吹きや悩みに寄り添う浄土門と科学の関連を更に追求する思いを新たにしました。
 
現代の物理学や哲学を超えた内容がやさしい言葉で語られています。すべての人に読んでいただきたい1冊だと思いました。
ただし、文章はやさしいですが、言っていることは難解かもしれません。この本とはゆっくり向き合った方が良いと思います。
ちなみに、著者はYoutubeでたくさんの関連した内容の動画を配信しているので、そちらをある程度視聴した後の方が理解しやすいかもしれません。
 
 
 
30年の歳月をかけて、仏教、キリスト教、インド哲学など世界の聖典、精神文化を探求し、
中でも仏教の『法華経』に造詣が深く、新しい解釈を世に送り出し現在はYOUTUBEチャンネル運営の著者。聖典から読み解く見識の深さの神髄を知りたくて購入。
もうすでに絶版の『精神革命』の復刻版であり、
これを10年前に送り出していた著者の時代の先読みと読み解きに感服。
ただこれを理解できる人がどれほど世界にいるのだろうか。
理解できないものからすれば妄言ともとられかねない本である。
この本を『手に取り』『理解できる』ということがすでに仏縁であり、カルマなのであろう。
激動の現在をいかに生きるかを理解できる名著である。
 
 
 

宇宙は無始無終

ビッグバン・宇宙誕生説

ビッグバンが我々の母であり神でもある?

宇宙は無始無終で永遠に存在してる。
魂も無始無終で永遠に存在している。
なので歴史は繰り返される。
どう思いますか?


宇宙はそれぞれ隅々に渡り大きな存在意義を持ち永久に存在し続ける。
魂は永遠に存在し常に次元上昇を求められ至高の領域に上り詰めるため肉体という仮の姿を使い実りある人生を全うし何度も生まれ変わり段階を経て研磨を続け磨かれていく。
よって起こりうることは必然的に起こる。そしてそのありとあらゆる全てが意味を持つ。

 
 
 
 
 
 

上村松園(うえむら しょうえん)美人画と花鳥画

2022年02月12日 08時01分08秒 | 社会・文化・政治・経済

「よい人間でなければよい芸術は生まれない」

建設期(明治)模索期(大正)大成期(昭和)の各作品。

1875年明治8年〉4月23日 - 1949年昭和24年〉8月27日)は、日本画家

気品あふれる美人画を得意とした。1948年に女性として初めての文化勲章を受章。

京の伝統風俗[編集]

京都市下京区四条通御幸町(ごこまち)の葉茶屋「ちきり屋」の次女として生まれた。京の伝統文化に育まれた松園は、明治大正昭和を通して生涯、「一点の卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵」、「真・善・美の極致に達した本格的な美人画」(いずれも松園のことば)を念願として女性を描き続けた。

母への思慕[編集]

松園は誕生2か月前に父を亡くしている。母仲子は女手一つで松園と姉、2人の娘を育て上げた。明治の女性が画家を志すなど、世間で認めるところではなかったが、仲子は常に松園を理解し励まし支え続けた。

松園はその著書『青眉抄』で母を追憶して「私は母のおかげで、生活の苦労を感じずに絵を生命とも杖ともして、それと闘えたのであった。

私を生んだ母は、私の芸術までも生んでくれたのである」と述べている

母を亡くした後には、「母子」「青眉」「夕暮」「晩秋」など母を追慕する格調高い作品が生まれた。

情念[編集]

気品あふれる作品群の中で、特異な絵が2枚ある。「花がたみ」と「焔」(ほのお)である。1915年(大正4年)の「花がたみ」の題材、謡曲花筐』(はながたみ)は、継体天皇の皇子時代に寵を受けた照日の前が形見の花筐を手に都に上り、紅葉狩りに行き逢った帝の前で舞うという内容である。

208×127cmの大作である。松園は能面「十寸髪」(ますがみ)を狂女の顔の参考にしたという。

1918年(大正7年)の「焔」の題材、謡曲『葵上』は、『源氏物語』に登場する六条御息所の生霊を桃山風俗にて描いた、松園言うところの「数多くある絵のうち、たった一枚の凄艶な絵」である。

誇り高い六条御息所は、光源氏の正妻葵の上への屈辱と嫉妬から生霊になり、葵の上を取り殺してしまう)。

後れ毛を噛む女の着物には藤の花と蜘蛛の巣が描かれている。189×90cmの大作で、大変な迫力をもって見る者に迫る絵である。

上村松園の画像
上村松園の画像

上村松園 紅葉可里図・つれづれ・娘深雪・御所人形 4枚セット ...の画像
上村松園 紅葉可里図・つれづれ・娘深雪・御所人形 
上村 松園は、日本画家。気品あふれる美人画を得意とした。1948年に女性として初めての文化勲章を受章。息子に日本画家の上村松篁。 京都に生まれ育ち、本名は上村 津禰、常子と名乗っていたこともある。

人が人を裁くとき―裁判員のための修復的司法入門

2022年02月12日 08時01分08秒 | 事件・事故

ニルス クリスティ (著), Nils Christie (原著)

内容(「BOOK」データベースより)

人間らしい社会へ向けた犯罪学者からの提言。市場原理主義と“犯罪”増加の因果関係を鋭く分析。「報復」や「矯正」という概念を超えた「修復的司法」の可能性を説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティ,ニルス
オスロ大学教授。オスロ大学刑事法研究所所長

ニルス・クリスティNils Christie1928年2月24日2015年5月27日)は、ノルウェー人の社会学犯罪学者、オスロ大学教授(犯罪学、1966年以降)。

コペンハーゲン大学名誉学位

ノルウェー科学文学学会(Norwegian Academy of Science and Letters)会員



平松/毅
1938年生まれ。1943年京都大学大学院法学研究科修了、法学博士。大東文化大学法科大学院教授

寺澤/比奈子
1953年生まれ。1979年奈良女子大学大学院英語英米文学研究科修了、文学修士。跡見学園女子大学短期大学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
「モンスターのような犯罪者に私は出会った事がない。どの犯罪者だって、近づいてみれば普通の人間なんです。生活環境を整えれば、必ず立ち直ります」(犯罪学者ニルス・クリスティー)  
刑務所に拘禁される囚人数が世界的規模で増えている。
米国ではこの40年で6倍、日本でもこの15年でほぼ倍増している。
厳罰化がもたらしたこの"囚人爆発"という現象に警鐘を鳴らし「刑罰を厳しくすれば、犯罪は減るどころか治安は悪化し社会は崩壊する」と訴えるノルウェー・オスロ大学教授、犯罪学者のニルス・クリスティ氏に話を聞く。
クリスティ教授は世界中の刑務所を訪れ、囚人増の社会的背景を探り続けてきた。
その結果、「囚人の大半は失業者など社会からの逸脱者であり、厳罰化は、彼らを刑務所に隔離することで、平和な社会を享受しようという中産階級の世論が司法に反映した結果にすぎず、犯罪抑止につながらない」と指摘。犯罪を減らすには、すべての市民が裁判に参加し、逸脱者の実態を知るべきだと訴える。
ノルウェーでは古くから市民が裁判に参加する「参審員」制度を導入、日本の裁判員制度のモデルとなった。
市民の議論による改革を進めた結果、囚人への厳罰をためらうようになり、世界一囚人にやさしい国となったという。
犯罪のない社会の実現のため、市民は犯罪者にどう向き合い、何をすればいいのか。クリスティ教授の提言を聞く。  
犯罪者への刑罰は報復ではない、更生のための作業だ、むしろ犯罪者は多くはすでに社会で酷い目にあっている、酷い目にあった人に更に酷い目にあわせればより犯罪を犯しやすくなる。
ストライク法を採用し厳罰化したアメリカ。しかし厳しい罰で犯罪を抑制できるどころか、増えた受刑者(実に国民の1%!)の収容ができず困っている。逆に予算が圧迫され更生プログラムへの予算を削ってしまっている。 ノルウェーでは犯罪者は普通の暮らしをしてる(自由がないだけ)。
TVを見、新聞を読み刑務官と一緒に食事をとり服役者同士で社会的生活をしている、社会的生活を身に着ける事それが受刑者の更生につながっている。 社会的に孤立している事が犯罪に走りやすくしている、ノルウェーにはその家族を含め支えるシステムがある ナチ支配下でノルウェ-人刑務官は収容所収容者をナチの命令で正当な理由なく殺した。
特殊な環境では人はひどく残酷になる例だ。しかし殺さぬノルウェ-人刑務官もいた。それは収容所収容者を人とみなしていた人だ。
家族の写真を見せ話をしていた人は殺すことを拒否した。(ニルス・クリスティ博士の研究より)
 
 
 
犯罪学者として著名な著者が、実にわかりやすい日常語で、犯罪とは何か刑罰はどうあるべきかについて語っています。
市場原理主義に支配され、行為の犯罪化がどんどん進められ、刑務所がいっぱいになってしまう傾向に対して、「報復」や「矯正」ではなくて「修復的司法」の可能性をとく本です。
犯罪者を怪物として専門家である法律家にその解決を任せ、ひたすら刑罰で対応するやり方への原理的な批判が書かれています。行為を犯罪と名づけることはどこまで必要か? 刑罰は必要か?などなどラディカルな視点からの分析は心に響きます。
そして刑罰と刑務所の最小化を求めている点、今もっともっと読まれるべき本でしょう。
人間に怪物はいない、ナチの強制収容所の所長も怪物ではなかった、共通の基盤は人である以上必ずある。あらゆる精神病質者の中で最も怪物に近いものをノルウェーでは「感情を持たない精神病質者」というそうですが、著者はそのような人物には一度もお目にかかったことがないが、精神科医によっては繰り返し出会っている人もいるようだ、と皮肉っています。
ノルウェーではすでに主に少年の事件ですが、起訴前に自治体における調停委員会を経るという修復的司法の試みが全国化しているとのことです。
刑罰とは意図的に人に苦痛を与える行為であるという定義のもとに、以下を公理とするなら刑罰は最小化せざるを得ないという結論引用「親切であれ 殺すな 拷問を用いるな 意図的に苦しみを与えるな 許しは懲罰を超える」
現状の日本で「修復的司法」というのが下手に入れられるとリンチになってしまうという心配や、地域社会の連帯が相互監視になってしまうという懸念はあるけれど、それでもなお、犯罪と刑罰の適量化を考え、そして刑罰を最小化しようという趣旨、そして何より紛争を社会の宝とし、怪物はいない、みな人であるというまっとうな主張、とても貴重な提言と私は思います。
 
 
 
 

人が人を裁くとき―裁判員のための修復的司法入門

2022年02月12日 08時01分08秒 | 社会・文化・政治・経済

ニルス クリスティ (著)

内容(「BOOK」データベースより)

人間らしい社会へ向けた犯罪学者からの提言。市場原理主義と“犯罪”増加の因果関係を鋭く分析。「報復」や「矯正」という概念を超えた「修復的司法」の可能性を説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クリスティ,ニルス
オスロ大学教授。オスロ大学刑事法研究所所長

平松/毅
1938年生まれ。1943年京都大学大学院法学研究科修了、法学博士。大東文化大学法科大学院教授

寺澤/比奈子
1953年生まれ。1979年奈良女子大学大学院英語英米文学研究科修了、文学修士。跡見学園女子大学短期大学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
 
「モンスターのような犯罪者に私は出会った事がない。どの犯罪者だって、近づいてみれば普通の人間なんです。生活環境を整えれば、必ず立ち直ります」(犯罪学者ニルス・クリスティー)
 刑務所に拘禁される囚人数が世界的規模で増えている。
米国ではこの40年で6倍、日本でもこの15年でほぼ倍増している。
厳罰化がもたらしたこの"囚人爆発"という現象に警鐘を鳴らし「刑罰を厳しくすれば、犯罪は減るどころか治安は悪化し社会は崩壊する」と訴えるノルウェー・オスロ大学教授、犯罪学者のニルス・クリスティ氏に話を聞く。
クリスティ教授は世界中の刑務所を訪れ、囚人増の社会的背景を探り続けてきた。
その結果、「囚人の大半は失業者など社会からの逸脱者であり、厳罰化は、彼らを刑務所に隔離することで、平和な社会を享受しようという中産階級の世論が司法に反映した結果にすぎず、犯罪抑止につながらない」と指摘。
犯罪を減らすには、すべての市民が裁判に参加し、逸脱者の実態を知るべきだと訴える。
ノルウェーでは古くから市民が裁判に参加する「参審員」制度を導入、日本の裁判員制度のモデルとなった。市民の議論による改革を進めた結果、囚人への厳罰をためらうようになり、世界一囚人にやさしい国となったという。
犯罪のない社会の実現のため、市民は犯罪者にどう向き合い、何をすればいいのか。クリスティ教授の提言を聞く。  
犯罪者への刑罰は報復ではない、更生のための作業だ、むしろ犯罪者は多くはすでに社会で酷い目にあっている、酷い目にあった人に更に酷い目にあわせればより犯罪を犯しやすくなる。
3ストライク法を採用し厳罰化したアメリカ。しかし厳しい罰で犯罪を抑制できるどころか、増えた受刑者(実に国民の1%!)の収容ができず困っている。逆に予算が圧迫され更生プログラムへの予算を削ってしまっている。
ノルウェーでは犯罪者は普通の暮らしをしてる(自由がないだけ)。
TVを見、新聞を読み刑務官と一緒に食事をとり服役者同士で社会的生活をしている、社会的生活を身に着ける事それが受刑者の更生につながっている。
社会的に孤立している事が犯罪に走りやすくしている、ノルウェーにはその家族を含め支えるシステムがある ナチ支配下でノルウェ-人刑務官は収容所収容者をナチの命令で正当な理由なく殺した。特殊な環境では人はひどく残酷になる例だ。
しかし殺さぬノルウェ-人刑務官もいた。それは収容所収容者を人とみなしていた人だ。
家族の写真を見せ話をしていた人は殺すことを拒否した。(ニルス・クリスティ博士の研究より) 日本のメディアは厳罰化を煽っている。犯罪学の浜井浩一教授(龍谷大)はそう分析している。
 
犯罪事件を伝えると同時にそれが視聴者にもおきると脅迫している。これが厳罰化を煽っている。
ノルウェーでも量刑について討論するTV番組をつくっている。そこで大事なのは受刑者も討論に加わること、視聴者に受刑者の言葉を伝えることだ。
視聴者は政治家や専門家などの言葉を重視し、受刑者を無視しがちだ。しかし受刑者も人間であり当事者だ。 ノルウェーの裁判員制度では参加した一般の人が犯罪者も自分と同じ人間だと理解する機会になっているという ニルス・クリスティ博士の研究のメッセージ「全ての人間は人間だ」この言葉の意味をそれぞれ考えてほしい。
来日時の「ニルス・クリスティ氏の基調講演 」  http://www.ustream.tv/recorded/17744291 著書:人が人を裁くとき―裁判員のための修復的司法入門
 
 
 
犯罪学者として著名な著者が、実にわかりやすい日常語で、犯罪とは何か刑罰はどうあるべきかについて語っています。市場原理主義に支配され、行為の犯罪化がどんどん進められ、刑務所がいっぱいになってしまう傾向に対して、「報復」や「矯正」ではなくて「修復的司法」の可能性をとく本です。
犯罪者を怪物として専門家である法律家にその解決を任せ、ひたすら刑罰で対応するやり方への原理的な批判が書かれています。行為を犯罪と名づけることはどこまで必要か? 刑罰は必要か?などなどラディカルな視点からの分析は心に響きます。
そして刑罰と刑務所の最小化を求めている点、今もっともっと読まれるべき本でしょう。
人間に怪物はいない、ナチの強制収容所の所長も怪物ではなかった、共通の基盤は人である以上必ずある。あらゆる精神病質者の中で最も怪物に近いものをノルウェーでは「感情を持たない精神病質者」というそうですが、著者はそのような人物には一度もお目にかかったことがないが、精神科医によっては繰り返し出会っている人もいるようだ、と皮肉っています。
ノルウェーではすでに主に少年の事件ですが、起訴前に自治体における調停委員会を経るという修復的司法の試みが全国化しているとのことです。
刑罰とは意図的に人に苦痛を与える行為であるという定義のもとに、以下を公理とするなら刑罰は最小化せざるを得ないという結論引用「親切であれ 殺すな 拷問を用いるな 意図的に苦しみを与えるな 許しは懲罰を超える」
現状の日本で「修復的司法」というのが下手に入れられるとリンチになってしまうという心配や、地域社会の連帯が相互監視になってしまうという懸念はあるけれど、それでもなお、犯罪と刑罰の適量化を考え、そして刑罰を最小化しようという趣旨、そして何より紛争を社会の宝とし、怪物はいない、みな人であるというまっとうな主張、とても貴重な提言と私は思います。
 

 

 


茨城の常総線沿線の魅力紹介 女優・池上さん企画 13日催し

2022年02月11日 21時44分16秒 | 新聞を読もう


 茨城新聞社 2022/02/11 13:00

■オンラインで 茨城県の取手市と筑西市をつなぐ関東鉄道常総線沿線の魅力を知ってもらおうと、元関鉄レールメイトで女優の池上恵さん(43)が企画したオンラインイベント「関鉄レールメイトと行く!関東鉄道と沿線『おいで、いばらき』」が、13日に開かれる。

同イベントは昨年行われた「いばらき観光マイスター実証企画コンペティション2021」(県主催)で、オンラインや会員制交流サイト(SNS)を活用した取り組みの「A部門・コロナ禍におけるいばらき応援プラン」で採択された。当日は、現役のレールメイトらが参加して「旅動画」の視聴やトークイベントを行う。

池上さんは守谷市出身で、かつては関東鉄道や地域の魅力をPRする「関鉄レールメイト」の「守谷小絹」として活動していた経歴を持つ。

いばらき観光マイスターS級の資格も持っており、「コロナ禍で打撃を受けている鉄道と観光の両業界を盛り上げたい」と「おいで、いばらき」を企画した。

「旅動画」は、現役のレールメイト3人が実際に取手駅から下館駅まで電車で移動し、駅や駅周辺のスポットを訪れるもの。池上さんは「単なる紹介動画ではなく、実際に旅をしている感覚を楽しんでもらえる映像を目指した」。

30分程度で、編集は茨城県出身の映画監督・井坂優介氏(33)が行った。また、トークイベントでは、レールメイトと関鉄レールファンCLUBの十文字義之会長らが語り合う予定という。

池上さんは「茨城は都心からほど近いにもかかわらず、都会にはない魅力がある。今はコロナ禍で難しい旅や人との交流を疑似体験して楽しんでもらえたら」と話した。

「おいで、いばらき」は、13日の午後3時と午後6時の2回開催。時間は1時間程度。希望者はQRコードから応募フォームで申し込む。

参加無料。各回定員100人。

<iframe id="hindsight-ads-iframe"></iframe>

「関鉄レールメイトと行く!関東鉄道と沿線『おいで、いばらき』」の申し込みQRコード

 


国内の新型コロナ死者、累計2万人超す 70代以上が8割

2022年02月11日 21時42分23秒 | 新聞を読もう

毎日新聞  2022/02/11 19:58 

 新型コロナウイルスによる国内の死者数は11日、毎日新聞の集計で2万101人となり、累計2万人を超えた。オミクロン株による感染急拡大に伴い、死者数は5日連続で100人を超えており、高齢者を中心に増加傾向が続いている。

 死者1万9410人を分析した厚生労働省のデータによると、70代以上が全体の約8割を占め、60代は1割弱だった。

 国内では2020年2月13日に神奈川県の80代女性が亡くなり、初の死者となった。1年2カ月半後の昨年4月下旬に死者は1万人を超え、その9カ月半後に2万人を超えた。【内橋寿明】


旭川中2凍死、失踪から1年 母「爽彩に帰ってきてほしい」

2022年02月11日 12時59分52秒 | 新聞を読もう

2/11(金) 5:31配信 毎日新聞

広瀬爽彩さんが遺体で発見された公園には花束やぬいぐるみが供えられていた=北海道旭川市で2021年9月23日午後4時半、菅健吾撮影

 北海道旭川市で昨年3月、中学2年の広瀬爽彩(さあや)さん(当時14歳)が凍死しているのが見つかり、背景にいじめがあったとされる問題で、爽彩さんの母親が10日、爽彩さんが失踪してから13日で1年となるのを前に、弁護団を通じてコメントを発表した。コメントは次の通り。【土屋信明】

 あの日から、もう1年。今も、爽彩がいつか帰ってくるような気持ちで日々を過ごしています。爽彩に帰ってきてほしい。今もそう思うばかりです。

 供養してあげると、爽彩がいなくなったことを認めるような気がして、でも、供養しないと爽彩が天国で幸せになれない気もして。この1年、ずっと爽彩がいなくなったという感覚がないまま、時間が過ぎていきました。

 1年を迎えてどう感じますか、と問われます。でも、1年前のあの日から、何も変わっていません。学校はいじめを認めないままですし、調査もいつ、どうなるかわかりません。今は、これからどうなるかという不安しかありません。早く調査を終えてほしいですし、関係する子どもたちには正直にありのままを話してほしいです。

 爽彩のことをきっかけに、いじめが人を自殺に追いやるものだということに気づいてもらえたらと思います。「何かできることがあれば」という多くの皆さんの声に支えられながら、この1年を過ごしてきました。多くの皆さんにいじめ問題に関心を寄せていただくことが、子どもたちを救うきっかけになると信じています。

 これからも、爽彩の気持ちに寄り添っていただけたらと思います。


子ども達の生命が尊重されない社会 クルマ優先社会を作ってしまった私達大人の責任

2022年02月11日 12時45分25秒 | 新聞を読もう

子どもたちの人権

2018年4月29日 2022年2月7日

技術、工学の目的は人の暮らしに役立つ道具を作ることです。
 技術は人の暮らしのためにあり、当然ながらカラーマネジメント技術も人の暮らしのためにあります。

 ですので、子どもたちが安心して暮らせてこそ、カラーマネジメント技術を利用した甲斐があるというものです。

 毎年とてつもない人数の子どもたちが、交通犯罪の被害にあい、命を奪われたり、植物状態にされたりしています。

 ここではクルマ優先社会の本質の一部分を見てみます。

クルマ社会を問い直す/車社会を問い質す
クルマ優先でなく人優先の社会へ。
安全に道を歩きたい。
排気ガス、クルマ騒音のない生活を。
公共交通、自転車は私たちの足。
守ろう地球。
減らそうクルマ、増やそう子どもの遊び道。

 いま地球上には、14億台超(*1)のクルマがあふれています。それから排出される排気ガスには、一酸化炭素・炭化水素・チッソ酸化物など、多くの有害な物質が含まれています。気候変動(地球温暖化)の主因である二酸化炭素の排出量も他の交通手段と比べて圧倒的に多くなっています(日本の運輸部門での二酸化炭素排出量の86%(*2)はクルマからの排出です)。


 またクルマによる事故で、日本だけでも年間100万人以上(*3)の人が負傷し、約4500人(*4)もの人が亡くなっています。

守ろう地球。
減らそうクルマ、増やそう子どもの遊び道。

 いま地球上には、14億台超(*1)のクルマがあふれています。それから排出される排気ガスには、一酸化炭素・炭化水素・チッソ酸化物など、多くの有害な物質が含まれています。気候変動(地球温暖化)の主因である二酸化炭素の排出量も他の交通手段と比べて圧倒的に多くなっています(日本の運輸部門での二酸化炭素排出量の86%(*2)はクルマからの排出です)。
 またクルマによる事故で、日本だけでも年間100万人以上(*3)の人が負傷し、約4500人(*4)もの人が亡くなっています。
 その他、クルマは騒音公害や振動公害などを生みだし、人びとが快適に生活することすらままならなくなっています。マイカーの普及によって公共交通は衰退し、農村部の過疎化と老人の孤独化に拍車がかかっていることも深刻な問題です。
 クルマは私たちの生活を便利にし、経済発展のために大きな役割をはたしてきました。しかしこれらの豊かさも、多くの人命をはじめ、自然環境や社会環境の犠牲のうえに成り立っているとすれば、今一度このことを問い直してみる必要があるのではないでしょうか。


人間革命は全ての人々の究極の目的

2022年02月11日 12時34分49秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼不遇の環境を嘆き、「とても無理だ。できるわけがない」と諦めてしまえば、壁は破れない。道も開けない。
究極は<本気>である。
▼人間革命は全ての人々の究極の目的―チョウドリ元国連次長。
▼善きことは飾り気がなく目立たぬ―トルストイ
▼人の交流は脳の健康を保つ―と医師が指摘。
▼他者に尽くす一人の勇気は、周囲に連鎖する。
▼どのような人間も本来、最極の強さを秘めており、信念に生きる以上の幸福はない。
そして、その生き方は周囲に勇気の波動を広げていく―作家・ディケンズ

取手・利根川緑地公園でのゲートボールの光景と遥かに霞む富士山


平野歩夢スノーボード日本初の金メダル!史上最高難易度を成功させる完璧演技!悲願達成!【五輪スノーボード】

2022年02月11日 10時15分42秒 | 社会・文化・政治・経済

2/11(金) 11:55配信 テレビ東京スポーツ

<北京オリンピック スノーボード 男子ハーフパイプ決勝 2022年2月11日 @雲頂スノーパーク>

 北京五輪 第8日の11日、スノーボード 男子ハーフパイプ決勝が行われ、平昌五輪銀メダルの平野歩夢(23)が1440を3度飛ぶ史上最高難易度の構成を成功させて96.00をマークし大逆転で1位となり悲願の金メダルを獲得。スノーボードでは日本史上初の金メダル獲得の大偉業を成し遂げた。

平野は縦3回転・横4回転の超大技『トリプルコーク1440』を五輪で史上初めて成功させた。

■ハーフパイプ
半円筒状のコースで両側の壁を往復しながらジャンプ、回転などの演技を行い、技の高さ、難易度、完成度の高さ、演技全体の技の多様性を含む全体的な印象で採点。

6人の審判が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。

予選は2回、決勝は3回ずつ滑る。それぞれ最も高い得点が採用。予選の上位12人が決勝に進む。

テレビ東京スポーツ


取手に今年2度目の雪が降る

2022年02月11日 10時15分42秒 | 日記・断片

昨日は、取手市内の気温は2度、雨が降っていたが、雪にはならないと想っていたが、夜中になり雪に変わった。

取手に雪が降る2022年2月11日 24時13分の動画
動画リンク
 
雪の利根川堤防 2022年2月11日
動画リンク
 
玄関前の道の雪かきを中断して利根川堤防へ行く。
 
国土交通省の河川パトロールの車が堤防を走行していた。
 
利根川の土手を滑る人たちも数人いた。
 
 
 
 
 
雪だるを創る人の姿も、富士山も見えた。
 
 
 
 
 
 
 

 


フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法

2022年02月11日 00時25分45秒 | 新聞を読もう

CSテレビのムービープラスで、この映画を観たのがある。

劇場公開日 2018年5月12日

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法
 
解説

全編iPhoneで撮影した映画「タンジェリン」で高く評価されたショーン・ベイカー監督が、カラフルな風景の広がるフロリダの安モーテルを舞台に、貧困層の人々の日常を6歳の少女の視点から描いた人間ドラマ。

定住する家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っている。

周囲の大人たちは厳しい現実に苦しんでいたが、ムーニーは同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人ボビーはそんな子どもたちを厳しくも温かく見守っていた。

そんなムーニーの日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わりはじめる。主人公ムーニー役にはフロリダ出身の子役ブルックリン・キンバリー・プリンス、母親ヘイリー役にはベイカー監督自らがInstagramで発掘した新人ブリア・ビネイトを抜擢。管理人ボビー役をウィレム・デフォーが好演し、第90回アカデミー助演男優賞にノミネートされた。

2017年製作/112分/アメリカ

スタッフ・キャスト

 
フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』、The Florida Project)は2017年アメリカ合衆国ドラマ映画。監督はショーン・ベイカー、主演はブルックリン・プリンス英語版が務めた。
本作は2008年に発生したサブプライム住宅ローン危機の余波に苦しむ貧困層の人々を6歳の主人公の視点から描写した作品である
タイトルの「フロリダ・プロジェクト」とは、ディズニー・ワールドの開発段階における名称である
 

ストーリー[編集]

6歳の夏休み、ムーニーは母親のヘイリーとともに、フロリダ州ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにほど近いモーテル「マジック・キャッスル」で暮らしていた。

ムーニーは、真下の部屋に住むスクーティ、隣のモーテル「フューチャー・ワールド」に住むディッキーを遊び仲間としていた。

ある日、3人は「フューチャー・ワールド」に新しい滞在者の車を見つけ、モーテルの2階の廊下から車に向かって唾を飛ばし始める。

車の所有者であるステイシーに気づかれ悪態をつきながら逃げようとするが、ディッキーは彼の父親に見つかってその場に留められ、それ以降ムーニーやスクーティと遊ぶことを1週間禁じられてしまう。

一方、ムーニーとスクーティはステイシーの車を洗いに行き、孫のジャンシーと知り合う。

その後、ディッキーと彼の父はニューオーリンズへ引っ越し、ムーニーはスクーティ、ジャンシーと3人で遊ぶようになる。ムーニーたちの遊びは、大人を巻き込んだひどい悪ふざけであることがある。あるときは、配電室に入り込んでモーテル中の電源を落としてしまった。モーテルの管理人であるボビーは、子どもたちの悪戯に手を焼きながらも、厳しい境遇にある子どもやその親たちを見守り、支えていた。

ヘイリーは定職に就かず、安い香水をブランド香水の空き瓶に移し替えて観光客に売るなどして収入を得ていた。母子の日々の食事は、モーテルに来る福祉団体の配給や、スクーティの母親アシュリーが働くダイナーから横流ししてくれるパンケーキでまかなわれていた。ある日、ムーニー、スクーティ、ジャンシーは廃屋に入り込んで火遊びをし、火事を起こしてしまう。アシュリーはスクーティの様子が不審であったことから火事の原因に気づき、自分たち母子に児童家庭局が介入することを恐れる。アシュリーは、スクーティにムーニーたちと遊ぶことを禁じ、ヘイリーとの関係も断ち切る。

ヘイリーはインターネット上に広告を出し、モーテルの部屋で売春を始める。ヘイリーが売春行為をする間、ムーニーはバスルームに留め置かれ、大音量で音楽が流れるなか一人で遊ばされていた。

ある日、ヘイリーはディズニー・ワールドの「マジックバンド」を観光客に売って収入を得るが、その後、男がモーテルの部屋に来てヘイリーを激しく罵る。男は家族連れでディズニー・ワールドを訪れ、客としてヘイリーの部屋に来たが、そこで「マジックバンド」をなくしたため戻ってきたのだった。

ヘイリーは、騒ぎに気づいて駆けつけたボビーの介入により事なきを得るが、ボビーにモーテル内での売春行為を咎められる。

そこでヘイリーは、アシュリーの部屋を訪れ、謝罪して家賃分の金を貸してもらおうとする。しかし、アシュリーに売春をしていることを嘲られたことで激高し、彼女を押し倒して顔を殴打してしまう。翌日、児童家庭局の職員がムーニーとヘイリーの部屋を訪れる。

ヘイリーは子どもの養育環境に問題がないことを主張するため部屋を片付け、ホテルレストランへ行く。

2人がモーテルに戻ると、児童家庭局と警察がムーニーを一時的な里親のもとへ送るために待ち構えていた。ムーニーは逃げだし、ジャンシーの部屋に向かう。

ジャンシーはムーニーの手を取り、一緒にディズニー・ワールドの中へ駆け込んでいくのだった。

 

 

コロナ、重症や死者数の増加継続 病床逼迫懸念、専門家分析

2022年02月10日 10時27分58秒 | 医科・歯科・介護

2/9(水) 21:57配信 共同通信

厚労省で開催された新型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織の会合=9日午後

 厚生労働省に新型コロナウイルス感染症対策を助言する専門家組織は9日、会合を開き「感染者の増加は鈍化しているが、重症者や死者数の増加が継続している」との分析をまとめた。高齢の重症者数が増加すると、重症病床が逼迫する可能性があるという。2月に入り、1日当たりの新規感染者数が度々10万人を超え、死者も9日に最多の162人が報告されるなど、過去最大規模の流行は続いている。

まん延防止、13都県で延長 政府10日に決定、高知を追加

 専門家組織の脇田隆字座長は記者会見で、感染者数が今後減少へと転じるかどうかについて、高齢者で増加する恐れや、データ入力が遅れている可能性があるため、「しばらく推移を見る必要がある」と述べた。

 


利根川堤防の夕焼け

2022年02月10日 05時50分56秒 | 日記・断片

昨日の取手市内は、気温プラス4℃。

今朝は、午前5時で気温プラス4℃。

小雨が時々、降っていたが、散歩に行く。

本願寺の交差点で、ビッグAで買い物をしてきたらしい女性が自転車で転倒する。

駐車場の砂利が道路まで散乱している場所で危険なのだ。

暗いので散乱した荷物を自転車を起こして、回収するのに数分かかっていた。

何時ものように、マツモトキヨシのガラス窓に向かって鈴木さんが体操をしている。

昨日はゴルフに行ってきたそうだ。

3回目のコロナウイルスの予防接種を受けたので、少しだるいと言う。

「ゴルフの疲れもあるかな」

「7時半スタートで、少しコースが凍っていた」

「4人で回って、一人は顔を見て少し、先輩だなと思っていたら、3歳年上だった」

「こちらは、何時も一人なので、予約を入れてキャンセル待ち」

「2人は高いので、3人か4人でプレーをする」

など、鈴木さんが話すがゴルフに興味のない西田さんは、反応を示さない。

当方は「そうですか」と受け止めた。

「うるさいキャディーもいるけど、アドバイスは駄目だね、参考にならない」

「キャディーにはいくら払うのですか?」

「3000円~3500円」

「一人ですか?」

「4人なら1万2000円になるけど、ゴルフ場に収める金もある」

「そうですか、キャディーは社員ではないのですね」

鈴木さんとの対話の中で、長男との因縁で以前出会った知人のキャディーのことを思い出した。

通称グリーンベルトで猫のタマとチビ黒が闇の中から足元に出てきた。

チビ黒は餌を求めて鳴くが、タマは静かだ。

西田さんが、袋から餌のカリカリを取り出し、側溝の脇に置く。

人が去ってから、チビ黒が餌を食べる。

昨日の、利根川堤防での夕焼けの写真を二人に見せる。

「早朝だけでなく夕方も、散歩に行こう」と映像に感嘆した鈴木さんが言う。

家人が「朝焼けが凄かった」と言うので、当方は午後4時40分ころに利根川堤防へ行ったのだ。

16時55分

17時5分

17時9分