に行く。ハウスやトランスにソウルが中心の選曲はかなりセンスがいい。これから一緒に仕事をしていくDJなので、とても期待がもてる。
クラブイベントというのは必ず夜中に始まるので、あまり遅くなって朝起きれなくなっても困るので、早めにクラブは切り上げ帰宅して少し睡眠した後、すぐさま今日は午前中に東京池袋の芸術劇場の日本フィルの取材に行った。今年中に出版予定の著作の取材のため。自分が出演するのでもなく、人のコンサートの陣中見舞いでもなく、取材だけの目的で楽屋に行くのはそう滅多にない機会なので、けっこう面白かった。
たまたま今日のコンサートは日曜日の午後の名曲コンサートだったために、CFなどで知れたアイドルのNM嬢の演奏するモーツアルトのピアノコンチェルトが演目に入っていたため会場は超満員。最後まで必要最小限度のミスで貫徹した彼女の演奏は立派。さすがに「のだめ」の影響か、お客さんの拍手が暖かい。こういうコンサートばかりだと、オーケストラの経営も楽になるのだろうが、普通、オーケストラの経営というのはかなり大変な事業なのだ。
アメリカでは、基本的に都市がバックアップする体制にはなっているのだが、それでも、単純にオーケストラをサポートするのとフットボールやバスケット、野球などのスポーツをバックアップするのでは、スポーツの方がわかりやすいので、人もお金もみなそちらに流れていき、音楽や文化は最終的なカスのようなお金だけをもらうことになる。それでも、ヨーロッパは、自分たちの伝統音楽だという意識が強いせいか、クラシック音楽に対する意識はアメリカや日本とは比べものにならないほど高い。そのため、音楽家の生活はヨーロッパの方がはるかに楽だ。今の日本はクラシックブームだとはいえ、それじゃクラシックの演奏家だけで食べていかれる人が一体何人いるのか?本当にいるのかいないのかわからないぐらいごく少数の人しか演奏家として食べていくことができない。まあ、その中の希少な部類の人がオーケストラの団員ということになるのだが、その辺の実情や内情をちょっと紹介していくような著作(?)とだけ今のところは書いておこう。書き上がる前からネタをバレバレにするのも、自分で書く内容を制約してしまうことになってしまうので。
ここ数日は、春の嵐が吹きあれて、サクラ吹雪きが舞っている。まさに「春本番」なのだが、私は、春が季節の中で一番キライだ。別に花粉症に苦しむからではなく、この浮かれた世の中の情景が毎年私の心を落ち込ませてくれる。サクラの木の下に死体が埋まっていなくとも、鬱のネタはたくさん埋まっているような気がして仕方がない。新入生、新入社員。どれを見ても爽やか過ぎて「おいおい、ウソだろう」というような気分になってしまうからだ。新入生、新入社員、そして赤ちゃんの誕生も、新婚生活も、引っ越しも、すべての新しさはオメデタく晴れやかなように見えるけれども、その先に必ずある「終局」がかいま見えてブルーになってしまう。考え過ぎだよと言ってしまえばそれだけなのだが、こんなひねくれた考え方をするのは私だけなのかナ?
クラブイベントというのは必ず夜中に始まるので、あまり遅くなって朝起きれなくなっても困るので、早めにクラブは切り上げ帰宅して少し睡眠した後、すぐさま今日は午前中に東京池袋の芸術劇場の日本フィルの取材に行った。今年中に出版予定の著作の取材のため。自分が出演するのでもなく、人のコンサートの陣中見舞いでもなく、取材だけの目的で楽屋に行くのはそう滅多にない機会なので、けっこう面白かった。
たまたま今日のコンサートは日曜日の午後の名曲コンサートだったために、CFなどで知れたアイドルのNM嬢の演奏するモーツアルトのピアノコンチェルトが演目に入っていたため会場は超満員。最後まで必要最小限度のミスで貫徹した彼女の演奏は立派。さすがに「のだめ」の影響か、お客さんの拍手が暖かい。こういうコンサートばかりだと、オーケストラの経営も楽になるのだろうが、普通、オーケストラの経営というのはかなり大変な事業なのだ。
アメリカでは、基本的に都市がバックアップする体制にはなっているのだが、それでも、単純にオーケストラをサポートするのとフットボールやバスケット、野球などのスポーツをバックアップするのでは、スポーツの方がわかりやすいので、人もお金もみなそちらに流れていき、音楽や文化は最終的なカスのようなお金だけをもらうことになる。それでも、ヨーロッパは、自分たちの伝統音楽だという意識が強いせいか、クラシック音楽に対する意識はアメリカや日本とは比べものにならないほど高い。そのため、音楽家の生活はヨーロッパの方がはるかに楽だ。今の日本はクラシックブームだとはいえ、それじゃクラシックの演奏家だけで食べていかれる人が一体何人いるのか?本当にいるのかいないのかわからないぐらいごく少数の人しか演奏家として食べていくことができない。まあ、その中の希少な部類の人がオーケストラの団員ということになるのだが、その辺の実情や内情をちょっと紹介していくような著作(?)とだけ今のところは書いておこう。書き上がる前からネタをバレバレにするのも、自分で書く内容を制約してしまうことになってしまうので。
ここ数日は、春の嵐が吹きあれて、サクラ吹雪きが舞っている。まさに「春本番」なのだが、私は、春が季節の中で一番キライだ。別に花粉症に苦しむからではなく、この浮かれた世の中の情景が毎年私の心を落ち込ませてくれる。サクラの木の下に死体が埋まっていなくとも、鬱のネタはたくさん埋まっているような気がして仕方がない。新入生、新入社員。どれを見ても爽やか過ぎて「おいおい、ウソだろう」というような気分になってしまうからだ。新入生、新入社員、そして赤ちゃんの誕生も、新婚生活も、引っ越しも、すべての新しさはオメデタく晴れやかなように見えるけれども、その先に必ずある「終局」がかいま見えてブルーになってしまう。考え過ぎだよと言ってしまえばそれだけなのだが、こんなひねくれた考え方をするのは私だけなのかナ?