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みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

明日からやっと伊豆の家に戻り

2012-04-13 15:39:08 | Weblog
元通りの生活が始まる。
というわけでもないところが痛し痒しなのだが、それでも7ヶ月以上の東京医療センター、麻生リハビリ病院での入院、通院生活を終えて伊豆の自宅に戻ることだけは確かなこと。
先日、これから通う中伊豆リハビリテーションセンター病院での問診で自宅に二人で一日だけ戻った時にも感じたのは「自宅の方がはるかに暮らしやすい」ということ。
環境が良いというだけではなく、基本的にバリアフリーの家だし何よりも二人だけの生活がまったくの「ストレスフリー」の環境を作ってくれる。
これまでの年寄りとの同居という何かとストレスの多い環境とはえらい違いだ(これからの老人社会での一番の問題はこの老人と一緒の環境での「ストレス」だ)。
これだけでも「より一層の回復」への道筋が開けてくるような気になってくる。
とはいっても、これからも仕事で私が東京と伊豆との往復生活をすることに変わりはない。
来週も早速東京渋谷で営業演奏の仕事がある(営業演奏は最近の私には珍しいことなのだが)。
渋谷の東急プラザの一階のエントランス付近で(きっとステージか何か作ってあるのだろう?)ギターの智詠さんと私で2ステージ演奏を行う。
来週木曜19日の13:30と15:30の2回それぞれ30分ずつのステージなので、お暇な人はぜひ(通りすがりに聞くコンサートなのでタダです。ハハハハ)。
でも、あんな人の出入りが頻繁なところで音楽なんか聞けるのだろうか!?

そんな仕事の時も移動は恵子と一緒だ。
本当は家に一人で置いてこれれば一番良いのだが、恵子の身体はまだそれができる段階ではない。
転んでしまう心配はないとは思うのだが(まだ一度も転んだことはないので)、食事を一人で作れるわけでもないし、一人で出歩ける身体でもないので、こうした泊まりの移動仕事の時は一緒に行動するしかない。
まあ、おそらく後数ヶ月でこの形も変わってくるとは思うけれども、しばらくは用心に越したことはない。
転ばぬ先の「杖」は本当に必要なのだから。