みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

今日のフルフルの

2006-01-25 00:32:57 | Weblog
リハーサルにエンジニアの冨田くんが顔を出す。
彼には、フルフルのHPのデザインを頼んでいることもあり、リハーサルをのぞいてくれと頼んであった。本当は映像ディレクターの深田さんも来る予定だったが、若干前の仕事が押して来れなくなってしまったようだ。
今日は、イメージ通りの服装を着ての振り付けの練習だったので、深田氏に見てもらいたかったのだが、まあしょうがない。いずれは見てもらわなければならないのだから。
今日は、午前中は鈴木氏、午後には遠藤氏と来客の多いリハだったが、かなり充実していたと思う。きっと、みんなも私のやろうとしているステージの方向性が理解できるようになってきたのではないだろうか。

私が理想としているステージは、宝塚やブロードウェイの舞台。
それが例えクラシックのコンサートであっても、舞台の上は異空間。日常から懸け離れた非現実的な空間を演出していくのが、そこに立つ人の役目。
舞台に書かれた大きなお月さまや太陽を作り物だと知りながらそれを「お月さま」や「太陽」と理解して舞台に感情移入するのが芝居。音楽だって、自然音とは懸け離れた楽器の音にあるメッセージを聞きながら、人々は非現実の世界に夢を見る。
舞台は非現実だからこそ「何でもあり」の夢空間。ある意味、「ショーほど素敵な商売はない」のだ。
今いるフルフルのメンバーにも、この「ショーほど素敵な商売はない」を早く実感させてあげたいと思う。

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