みつとみ俊郎のダイアリー

音楽家みつとみ俊郎の日記です。伊豆高原の自宅で、脳出血で半身麻痺の妻の介護をしながら暮らしています。

けっこう朝早くから

2006-02-10 02:02:27 | Weblog
ミーティングに出かける。
「ニャンちゅう」のテーマ・ソングとお絵書きうたのピアノ譜が出版されるので、それの楽譜を届けにNHK音楽出版まで行ったのだ。
午後から用事があるためのいや応なしの早朝ミーティング。でも、早朝とはいっても10時だ。この時間を早朝と言ってしまってはサラリーマンやOLの人たちに叱られるかもしれないが、私が朝の9頃に家を出ることは滅多にないので、感覚的には早朝だ。

「ニャンちゅう」の話しをそっちのけで別の話題で盛り上がる。音楽出版の人なので著作権ネタには詳しい。こういう話しを実名でするの問題があるのでしないが、韓国映画が日本の音楽をパクったり盗作したりすることはよくあるので、その話しで盛り上がってしまう。例の『冬のソナタ』では、監督自らがある日本の作曲家のCDをそのまま映画のBGMに使ってしまっために莫大な慰謝料を払った話や、『頭の中の消しゴム』では、日本の有名な作曲家の曲のパクリを堂々とやっていたというような話し、など。こんな話しが横行するぐらい韓国の著作権意識は低い。でも、考えようによっては、韓国でさえこうなのだから、他のアジア諸国の著作権意識はほとんどないに等しいのだろうと思う。それに比べたら、まだ日本はアジアの中ではマシな方かもしれない。でも、欧米から見ると、日本はいつでも叱られる立場の国だ。著作権意識が低い、と。

でも、音楽のまだマシな方なのかもしれない。映画などの映像の著作権の方がはるかに遅れている。それも、ある意味、しょうがないのかもしれない。というのも、音楽よりも映像の方が関わっている人の数がベラボウに多い。それだけ著作権管理が難しい分野でもあるのだ。一時、著作権収入が収入の半分を越えていた時期もあったけど、私の場合、そういう状況はあまり好ましいことではない。著作権収入が増えてくるということは、それだけ現場仕事が少なくなるということであり、私としてhけっして望ましいことではない。
いつも、現場に命を賭けられるぐらいの力とスタンスは維持していたいと思う。


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