「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

2004・12・23

2004-12-23 07:00:00 | Weblog
 今日の「お気に入り」は、今は昔の「ソ連邦」の小話2題。

 「ある男が食肉市場に入っていって、売り場の職人にこう言いました。

  『ソーセージを薄く薄く切って貰えないかね』。

  すると職人は『ソーセージを持ってきてくれたら、いくらでも薄く切ってやるよ』」


 「『記憶をなくしたときの話をしよう』。

  『たまたま食肉市場の前に立っててな。買物袋を見ると、中は空っぽなんだが、これから市場に入ろうとしてたのか、

  市場から出てきたとこだったのかさっぱり思い出せないんだ』」


  自由主義経済体制に移行して大分経ちましたが、彼の国の庶民の生活はどれほど善くなったのでしょうか。報道がない

 ところをみると、余程向上したんでしょうね。
コメント
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