「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

口は禍の元 Long Good-bye 2022・12・15

2022-12-15 05:09:00 | Weblog




  今日の「 お気に入り 」は 、どこかで読んで、頭に残った 、文章 。
  メモ代わり 。備忘のため 。

  「 いくら国が豊かになろうが 、国家の基盤である家族 、家が 、
   人間に必要な最低限のことを子供の時から教え 、時には 叩き
   込んでいなければ 、その国はいつまでたっても二流以下で
   ある 。  
   日本人の大半が二流になったのも 、そこにある 。 」

  「 よく生まれかわる 、と考える人がいるが 、
   私は自分が経験したり 、遭遇してきたこと
   を二度としたくないし 、宇宙の塵にでもな
   ってずっと流されていた方がいい 。」

  「 犬は人間の六倍の速さで 、生きる運命の生
   きものである 。」

  「 痛いくらいで大人の男が泣いていたらキリがなかろう 。
   麻雀だってそうだ 。 泣けば 3900 ( ザンク )
   2000 ( ニセン ) 点になるんだぞ 。 」

  「 私は母から口数の多い人は気を付けなさい
   と教えられて育った 。」

  「 生きて行くことは 、時折 、自分に何事かを言い
   聞かせなくてはならぬことがある 。 」

  「 家人の物事の見方は 、比較的まともだと私は
   思っている 。まともとは 、まともと 、そう
   じゃない 人 、事柄の判断の大半が合っている
   ことだ 。 」

    引用はここまで 。



    二十年も三十年も前のこと 。家人は 、時々 、機嫌が悪くなることがあった 。
   そんな時は 、一言も口を利かなくなるのですぐわかる 。
   たいていは 、私が原因である 。思い当たる節がある 。
   一、二日経てば 、・・・ 長くて一週間もすれば 、機嫌は直る 。

    家人は 、時として 、自分の子供には厳しい人だった 。
    本気出して怒ってる感じの時もあった 。親譲りの気性の烈しい人だった 。
    親からどやされた経験のない私にとっては 、普段は物静かで 、
   おとなしい家人の別の一面を見て 、こわい思いがしたものである 。   
    本気度は子供にも伝わる 。叱られて 、気の弱い長男は部屋にこもり 、
   気の強い次男は猛烈に反発し、実力行使に出た 。
    母親に首根っこをつかまれて、家の外に放り出された後 、
   悔し紛れに 掃き出し窓のガラスを外からぶち割ったのは 、次男である 。
   
    長じてからは 、家人が 、私以上に頼りにしてた 、自慢の二人の息子たち 。


 

   

 

 

 

 

コメント
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