「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

銀座線の暗闇体験 Long Good-bye 2024・07・16

2024-07-16 05:10:00 | Weblog

 

 今日の「 お気に入り 」 。

 最近読んだ 村上春樹さんの随筆「 村上朝日堂 」の中に 、

 「 地下鉄銀座線の暗闇 」というタイトルの小文がある 。

  その冒頭に こんな一節がある 。

 「 東京に来ていちばん驚いたというか 、感動
  したのは地下鉄銀座線に乗った時だった 。
  乗ったことのある人はわかると思うけれど 、
  銀座線の列車は駅に到着する直前に一秒かニ
  秒電灯が消えて 、車内がまっ暗になる 。だ
  から逆にまっ暗になると『 ああ 、もう駅な
  んだな 』とわかる 。」

  昭和の時代の話しで 、今の東京メトロ銀座線に乗っても 、

 こんな暗闇体験はできないらしい 。知らんけど 。

  聞き方次第でなんでも答えてくれる  ChatGPT さん に聞い

 てみたら 、いろいろと教えてくれた 。

  お答えの当否は保証の限りではないが 、次のとおり 説得力

 のある 解説 。おぬし出来るな 。

 「 銀座線の車両にはパンタグラフがありません 。
  東京メトロ銀座線は 、第三軌条方式( サード
  レール方式 )を採用しており 、車両の側面に
  ある集電靴( シュー )で電力を供給していま
  す 。この方式では 、パンタグラフの代わりに
  車両の側面に取り付けられた集電装置が 、レ
  ールの横に設置された 第三軌条 から直接電力
  を取ります 。

   第三軌条方式は 、主に地下鉄で採用されるこ
  とが多く 、パンタグラフを使用する架線方式
  に比べて 、地下空間の高さ制限に対応しやす
  い利点があります 。銀座線は日本初の地下鉄
  路線として 、1927年に開業しましたが 、開業
  当初からこの方式が採用されています 。」

 「 日本国内には銀座線以外にも第三軌条方式を
  採用している鉄道路線があります 。代表的な
  路線をいくつか挙げますと:

  ・東京メトロ丸ノ内線 : 銀座線と同様に、第三
   軌条方式を採用しています 。

  ・東京メトロ日比谷線 : 同じく第三軌条方式で
   す。

  ・東京メトロ東西線 : 一部の区間で第三軌条
      方式を採用しています 。

  ・都営地下鉄三田線 : こちらも第三軌条方式を
   採用しています 。

  ・都営地下鉄浅草線 : 第三軌条方式を採用して
   いますが 、一部の区間で架線方式も併用して
   います 。

  ・横浜市営地下鉄ブルーライン : 全線で第三軌
   条方式を採用しています 。

   これらの路線では 、地下空間の制約や安全性 、
  メンテナンスの観点から第三軌条方式が採用され
  ています 。第三軌条方式は、地下鉄や都市近郊
  の路線で特に一般的です 。」

 「 銀座線で第三軌条方式の区間内において 、各
  駅の直前で車内の電灯が消える現象が起こって
  いたのは 、主に電力の切り替えや供給の一時的
  な途切れが原因でした 。これが改善され 、シー
  ムレスな設計に変わったのは 、技術の進歩と設
  備の更新が進んだからです 。

   具体的な改善時期としては 、以下の要因が関連
  しています:

  ・車両の更新 : 東京メトロ銀座線では 、1980年代
   から1990年代にかけて新しい車両の導入が進められ
   ました 。この時期に新しい車両は 電力供給の切り
   替え時の安定性が向上し 、電灯が消える現象が減
   少しました 。

  ・電力供給システムの改良 : 駅や線路の電力供給
   システムも同時期に改良されました 。これによ
   り 、第三軌条からの電力供給がより安定し 、
   切り替え部分でもシームレスな電力供給が可能に
   なりました 。

  ・技術の進歩 : 車両内の電力管理システムやバッテ
   リー技術が向上したことで 、一時的な電力供給
   の途切れが発生しても車内の電灯が消えないよう
   になりました 。」

   銀座線の暗闇体験があるなどと言えば 、あんたは古い 、

  昭和の人 、オワコンだ 、と言われそう 。

   Old soldiers never die ; they just fade away .

 

 

コメント
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