小幡 尚
「その1」に記した通り、私の畑は高知市針木南にあります。
初めて畑を見たのは、昨年(2013年)の早春のことでした。
しかし、実際に作業を始めることができたのは、
9月の半ばを過ぎた頃でした。
作業を始めた際、まず草の深さに驚きました。
盛夏を乗り越えた雑草たちは、
高い密度で元気に繁茂していました。
何となく想像していたよりもずっと茫茫(ぼうぼう)だったのです。
1回目の作業は、鎌による草刈りのみで終わりました。
残暑が厳しい時期で、
短時間の作業で汗だくになったことを覚えています。
2回目の作業の前に、スコップと鍬、熊手を購入しました。
2回目には、鎌での草刈りの他、
雑草の大きな株を取り除きました。
株の周りに足を使ってスコップを差し入れ、
てこの原理で掘り出す作業を行なったのです。
この作業はそんなに苦になりませんでした。
高知の方にはピンとこないかもしれませんが、
たいていの北海道人はスコップを使い慣れているのです。
それは雪掻きのためです。
雪の降らない地域の方は、雪を「ふわふわ」で
「さらさら」なものと思っているかもしれません。
降るときは確かにそうなのですが、
降り積もった雪は堅く重いものに変わります。
数日経つとほとんど氷になります。
それを取り除くためには、どうしてもスコップが必要なのです。
20年振りくらいにスコップを振るい、
大量の汗を流しながら、なぜか雪掻きの苦労を思い出していました。
初めて畑を見たのは、昨年(2013年)の早春のことでした。
しかし、実際に作業を始めることができたのは、
9月の半ばを過ぎた頃でした。
作業を始めた際、まず草の深さに驚きました。
盛夏を乗り越えた雑草たちは、
高い密度で元気に繁茂していました。
何となく想像していたよりもずっと茫茫(ぼうぼう)だったのです。
1回目の作業は、鎌による草刈りのみで終わりました。
残暑が厳しい時期で、
短時間の作業で汗だくになったことを覚えています。
2回目の作業の前に、スコップと鍬、熊手を購入しました。
2回目には、鎌での草刈りの他、
雑草の大きな株を取り除きました。
株の周りに足を使ってスコップを差し入れ、
てこの原理で掘り出す作業を行なったのです。
この作業はそんなに苦になりませんでした。
高知の方にはピンとこないかもしれませんが、
たいていの北海道人はスコップを使い慣れているのです。
それは雪掻きのためです。
雪の降らない地域の方は、雪を「ふわふわ」で
「さらさら」なものと思っているかもしれません。
降るときは確かにそうなのですが、
降り積もった雪は堅く重いものに変わります。
数日経つとほとんど氷になります。
それを取り除くためには、どうしてもスコップが必要なのです。
20年振りくらいにスコップを振るい、
大量の汗を流しながら、なぜか雪掻きの苦労を思い出していました。