高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇和島の石けん屋だより 7月3日記

2015-07-20 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
愛媛県宇和島市 八坂石鹸 増田明宏です。

7月8月は、石鹸を推進する生協が集まって、
シャボン玉月間として、多く使うよう呼びかけています。
八坂石鹸も特別価格で、推進しています。

今年は雨が多く、梅雨入りする前から湿気が見られ、
いつもより早く粉石けんの在庫をしました。
段々梅雨のような天気が早くなっているようです。

今、粉石けんより液体石鹸の方が使いやすいということで
洗濯石けんのメインが液体に変わろうとしています。

液体石けんを作るためには、
苛性ソーダーの代わりに苛性カリを使います。
焚き方は、どちらも同じで、私は釜で焚いています。
液体石けんを作るためには、
出来上がったカリ石けんに水を混ぜます。
その時、水だけでは混ざりませんので、
アルコールを混ぜます。
廃油を使っている関係上、
どこのメーカーよりも多く使います。
そうして出来上がった液体石けんを
4Lの容器に入れ出荷します。


八坂石鹸では昔の升売りの要領で容器を回収して
又洗って使っています。
容器リサイクルです。
ほとんどの生協や小売店でもそうして、
ゴミを出さないようにしています。

石けんは川や海に排水が流れても微生物のえさになり、
ゴミにはなりません。
詰め替え用の袋もある種のゴミですから
極力出さないようにしています。

そんなことを考えながら液体石けんを作っています。
八坂リサイクル石けん、手作り石鹸を使ってください。

コメント
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