高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 11月26日記

2015-12-10 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。
      
今年の農産物の作柄について述べらしていただきます。

玉ネギは3月~4月の長雨のため病気が多発して不作です。
3月穫りセロリー、
5~7月どりキューリ・トマト、
7月~10月穫りナス・オクラ・ピーマン、
10月~2月穫りニンジン・大根は平年作の様です。

10月下旬~11月下旬収穫のレタス・サニーレタスは
11月の高温と多雨のため病気が発生して、
かなりの不作となりました。
12~2月穫りのブロッコリー・カリフラワー・キャベツ等は、
今の所平年作の様です。

稲作は5月下~6月上旬の天候が悪く、
丁度開花期だったので2割以上の不作となりましたので、
出荷量の心配をしています。

最近の天候は全く予想がつかないので、
長雨や干ばつのくり返しのため、
何を作っても思う様に生育のコントロールができないので、
病害虫が発生して、思わぬ不作となり易く、
今まで以上に神経と労力を要して、
大変な時代となってきました。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年1月号より転載しました。

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