高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 9月8日記

2016-09-22 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

9月に入りましたが、まだまだ残暑が厳しいため、野菜の生育がすこぶる悪いです。
特に今年は害虫の発生が多くて、
キューリ、オクラ、ナス、ピーマン等の果菜類は、
ほとんどまともな果実はなくて、8割以上が被害を受けています。
こんな状態でも収穫を休むわけにはゆかず、
先日の理事会でも、虫くいの果実でも少し量を増やして出荷して欲しい
と頼まれましたので出荷していますが、いつまで出せるのかわかりません。

今年はこれからしばらく、サツマイモしか出荷できないと思って、
ニンジン葉とニンジンを少しでも早く出荷したいと思って、
8月上旬に播いてみましたら、どうにか発芽して順ちょうに生育していましたが、
2-3日ゆだんしていましたら、貴重なニンジン葉を、ほとんど食べられまして、
くやしい思いをしました。
それでも少しずつでも続々に播いていますので、
少しでも早く出したい思いは決してあきらめてはいません。

こんな状態は今までなかったです。
万次郎南瓜もほとんど暑さと雑草にやられていますが、少しでも出荷したいと思っています。
9月中旬から10月いっぱいは、品切れ状態が続くかもしれませんが、よろしく。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年10月号より転載しました。
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