高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

こんにちは!岡岩商店です 8月18・28・29日記

2016-09-28 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
中土佐町 岡岩商店の隅田雅彦です。

皆さんから、「岡岩商店の名前って、どんな由来?」とよく聞かれます。


岡岩商店という屋号は、先々代の名前「岡 岩ノ助」からとったものです。
なんと創業は大正時代?!
その昔、おじいさんが中土佐町上ノ加江で、
船を所有して鮮魚を売って生業にしたことが始まりです。


その頃は、上ノ加江も魚の水揚げが多くあり、
漁師町として、賑わっていたそうです。
今となっては、想像もつきませんが、映画館もあったそうです。

そして2代目の父が、干物と丸干しをしたい!と事業転換。
周りでは、食品添加物やアミノ酸、滅菌剤などが花盛りだった時代に
「俺はそんなもん、いれとうない!」と
頑なに無添加にこだわった、いごっそうの父に感謝です。

そして、今の3代目(私)に岡岩商店の無添加の干物作りの技術や味は引き継がれつつ、
時代に合わせた味に進化もしている最中です。
皆さんに「おいしい!」と言い続けていただけたら、嬉しいです。
魚を食べる文化を伝えていきたいと思いながら、
今日もせっせと、魚をさばき、干物を作っています。

また岡岩商店では、機械に頼らず、
目刺し作りはもちろん、魚を開くときも、人の手で仕上げています。
すべて手作業です。


人の手を大事にすることで、ちょっぴりですが雇用がうまれ、
上ノ加江の町が潤うと嬉しいなあと思っています。

( ※ この記事は、岡岩商店・通販サイト内のスタッフブログ2016年8月19・28・29日より転載・編集しました )

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年10月号より転載しました。


管理人記
8月より“岡岩商店のスタッフブログ(こちら)“が始動。
なるほど~なお話満載です!!
パソコンやスマホをお持ちの方は覗いてみてくださいね。
コメント
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