高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

つきみ通信+ 第1回:レタスの収納術

2018-05-13 09:00:00 | 連載
香南市香我美町の月見山のふもとにある旬彩料理「つきみ」です。
皆さまのお役に立ちそうなことを紹介していきます。

★ レタスの収納術 ★

この季節はおいしい菜っ葉類がたくさんあります。
有機栽培の野菜はおいしさが長持ちしますが、気温が高くなると
やはり傷みは早くなります。
今回はレタスをなるべく長くもたせる収納術をご紹介します。

寒くない季節は、虫がおいしいところを食べてしまう可能性が高いので、
なるべく早く袋から出して掃除をします。
レタスの葉っぱがはがせるように根本を庖丁でちょっとだけ切ります。
そして、葉を一枚一枚丁寧にはがして土や虫を流水で流しておきます。
大きなボウルや鍋にたっぷり水を張り、
一枚ずつひらひら泳がせるようにレタスを洗い、大きなザルに上げていきます。
この時点で元気がない葉はすぐに使うようにします。

さて、ザルに上げただけでは水は切れません。
サラダ用水切り機など便利グッズをお持ちの方はそれを使ってください。
持っていなくても大丈夫です。
風通しの良い場所にザルの水が落ちやすいように斜め置きしておくと適度に乾いてくれます。
急いでいる場合は、一枚ずつ手に持ってシンクの上でブンブン振れば水が切れます。

このレタスを24時間以内に食べるならば
プラスチック製容器やポリ袋に入れて冷蔵してもよいでしょうが、
長くもたせたいときは、金属製の箱に収納します。
素材はアルミ、ステンレス、ほうろうなど何でも良いです。
贈答用クッキーや煎餅詰め合わせの入っていた大きな金属容器もOKです。
まず、箱にキッチンペーパー(水をよく吸う紙)や新聞紙を敷いてからレタスを置きます。
ぎゅうぎゅうに詰めると傷みは早くなります。
フワっとストレス無くレタスが箱におさまるような状態で収納します。

(レタスを入れた状態)

最後にキッチンペーパーや新聞紙をかぶせて蓋をして冷蔵庫に入れておきます。

(蓋をした状態)

きっちり水切りしても水は出ます。
下の方に水はたまりますから毎日様子をみながら
下のレタスから使っていくとロスが最小限に抑えられます。
様子をみたときに紙がベトベト濡れている場合は取り替えます。
特に、新聞紙が長時間濡れた状態になっていると
インク臭がレタスにのりうつりますからこまめに取り換えます。
こうして使っていけば1週間は良い状態を保てます。

レタスに限らず、菜っ葉類は掃除→水切り→金属容器収納で元気が長続きします。
お試しください。

今回使っている緑の蓋の容器は、
土といのちで年末に1個ずつ買い足すのを楽しみにしている「富士ほうろう」の容器です。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年5月号より再編集して転載しました。


管理人記
つきみのHP(こちら)には「つきみ通信」を掲載しています。
だから、このお便りは「つきみ通信+」
それと、みなさんにプラス(+)になるような情報を書きたいので「つきみ通信+」
だそうです。
コメント (2)
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