
9月の下旬にタマネギの種まきをして二十日になろうとしている。
一条蒔きの播種機を五回通し、その間に等間隔で機械を通していくので
ひと畝には九条のすじまきとなる。
今年は月明かりの晩にライトで照らしつつ種まきした。
毎年のことだが発芽し始めて緑のラインが少しずつ見えてきだすとうまくいったかどうか分かる。
等間隔を上手く保っていれば上手く揃って成長していく。
爪楊枝よりも細くまだ6センチほどだが、
ネギの赤ちゃんのような苗は今のところ籾殻の中ですっくと立っている。
虫がパクッと食えばすぐ消えて無くなってしまうのだ。
だから虫とりも欠かせない。
今年も11月の下旬には近所の二つの小学校の児童を招いて玉ねぎの苗植え体験学習の予定だ。
あとひと月半もすれば植え付けにちょうどいい苗の仕上がりになっていなければならない。
玉ねぎ苗は五十五日の生育期間が最適とされる。
七宝早生七号は高知県で育てるにはちょうどいい品種である。
今年は早生苗の販売をしてみるつもりなので、
よろしければ一緒の時期にご家庭で植えてみませんか。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年11月号より転載しました。