高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

斉藤牧場通信 10月12日・16日記

2018-10-28 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 斉藤牧場の齋藤佳洋です。

≪10月12日≫
昨日も子牛が生まれました。
お昼過ぎくらいに上で母牛が鳴いていたので、なんか変かな?
と思って午後に牧場に出てみたら案の定でした。
高い丘の上から滑り落ちたらしく、
丘に上がるとお産しただろう場所とここから落ちただろう穴がありました。


牧場でのお産というと聞こえはいいですが、
うちは急傾斜地なので時々こういうことがあります。
なので生まれたらすぐに保護します。


子牛はからだがやわらかいのでたいがい大丈夫です。
いっぺんに落ちませんしね。

≪10月16日≫
昨日、いつの間にか子牛生まれてました😅。
場所としては前回と同じところで、同じように崖から落ちてました😅😅😅。
すでに搾乳のときに生まれていて真っ暗のなか崖のなか探してました。
お産する場所は平らで、丘のような感じです。
立ち上がるときにふらふらしているうちに落ちているみたいです。

子牛を探すときに「め~」と呼ぶと運が良ければ、「め~」と答えます(笑)。
黙っている奴もいるんですが、女の子は答える奴が多いように思います。
暗闇のなか声を頼りに何とか子牛にたどり着きました。


元気な女の子でした。
居残り組です。
女の子ですからしっかり育てて、しっかり支えてもらいます(笑)。
うちでは乳をだすまでに丸3年かかりますけどね。

※ この記事は、齋藤佳洋さんのフェイスブック2018年10月12・16日より再編集して転載しました。
コメント
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