
★ 三変化 ★


正式の名前は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」。イタリア語です。
英語にすると「ガーリック・オイル・チリペパー」です。
もっともシンプルなパスタ料理。
たっぷりのお湯でスパゲティをゆではじめます。
火にかけたフライパンにオリーブオイルをたらします。
そこに、ガーリック・スライス+チリペパー+塩。
オイルからガーリックの香りがしてきたら、
パスタのゆで汁をくわえて、
オイルを白くにごらせます(乳化といいます)。
そこに、ゆであがったスパゲティをいれてあえます。
シンプルだけれど、「スパイシー+オイリー+ソルティー」という、
おいしいものの三要素がしっかりそろっています。
スパゲティをあえるのがふつうですが、
ソテーしたじゃがいもとか、
水きりしたお豆腐をあえてもおいしいです。


イタリア語で「おこりんぼ」という意味のようです。
なぜ「おこりんぼ」なのかはわかりません。
ペペロンチーノにトマトソースがはいっただけです。
パスタをあえるまえに、トマトソースをどばっといれます。
それからパスタをあえます。
ペンネをあえるのがふつう。
ペンネ・アラビアータと呼ばれたりします。
もちろん、スパゲティをあえてもいいし、
ソテーしたじゃがいもや、
水きりしたお豆腐をあえてもおいしいです。

アラビアータのソースにおさとうをくわえるだけです。
ペペロンチーノもアラビアータもイタリアンそのもの。
チリソースと言えば、チャイニーズというかアジアン。
その差はおさとうだけ。
おさとうをいれたら、イタリアンがアジアンに変化(へんげ)します。
甘いソースなので、パスタにはあいません。
ソテーしたじゃがいもとあえたら、じゃがチリ。
確かにイタリアンじゃないです。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年3月号より転載しました。