
“食べる”ことへのヒント ―「養生訓」から―
その1
「薬や鍼灸よりも養生」。
これは、江戸時代に84歳まで生きた
貝原益軒の著した「養生訓」にある言葉です。
病気になってから治療するのは下策。
よく養生すれば
そもそも病気にならないものだ
という主旨です。
そして「自分の体は天地の賜物」であり、
自分だけのものではない。
だから、 養生を学び、
草木を育てるように、
自分の体を養いなさいと。
次回から、“食べる”をキーワードに
今に通じる「養生訓」の言葉を紹介していきます。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2020年6月号より転載しました。