木田山薬堂診療所の 木田正博です
【 果物の必要性について 】
果物は、栄養的に言うと強いて食べる必要はありません。
食事の内容さえ良ければ必要な栄養は全部とれます。
なぜ好んで食べられるかと言うと、
嗜好品の一種としておいしいからです。
食事以外にもこういうものがあると
食生活を豊かにしてくれます。
問題は、現在では殆どの果物が
農薬を使わないと商品価値のあるものができないということです。
昔の品種ならば農薬なしでできるものもあったようですが、
近年はどの果物も大きくて甘い実のできる品種ばかりになってきたので、
病気になったり害虫がついたりしやすくなり、
ますます農薬に頼るようになっています。
危険なネオニコチノイド系殺虫剤や防カビ剤も多用されています。
このネオニコ殺虫剤は小児の発達障害の原因になると言われています。
どうしても食べたければ、
土といのちで扱う低農薬
かつ収穫直前散布をしていない果物にすべきでしょうが、
それも厳密に言えばあまりよくないかもしれません。
一方、甘党の人は、
毎日多量に砂糖を摂取することで身体への悪影響が出ます。
化膿しやすくなる
(気管支炎や肺炎・副鼻腔炎・歯周病・腸内細菌が
悪玉中心となり便通不調が長期間続いて
そのためついには大腸ガンもおこるなど)
ということの他に、
長年の砂糖過剰摂取で動脈硬化も進むため
認知症や成人病も生じます。
砂糖の取り過ぎにより体調も常に悪くなるし寿命も縮みます。
甘党の人が砂糖入り食品をがまんするためには、
果物を食べることに意味があるとも言えます。
甘党の人は、
果物や干し柿・干し芋・焼き芋などで
甘みを摂ると良いでしょう。
ただし取り過ぎには注意。
あくまで良い食事をしっかりと食べているという前提で、
おやつとして少しだけ
これらの甘みを食べると良いということです、もちろん。
農薬を使わないでできる昔の品種の果物を復活させたいですね。
以下蛇足です。
我が家のビワは小さくて少し酸っぱい昔の品種です。
病気や害虫にやられることは全くありません。
ハクビシンなどの四つ足動物やカラスに
いつも大部分を食べられてしまいますが。
文旦は農薬なしで毎年たくさんできます。
少し酸っぱくて硬めの実で噛み応えがありうまい。
柿は渋柿ならなった実のうちの約半分は無事収穫できますが、
甘柿は殆どが害虫やカラスに食べられてしまいます。
ぐみ(ぐいみ)も毎年勝手に多数実がなります。
少し渋い。
これらの昔風の果物は、
どれも味が濃くてなかなかおいしいですよ。
【 果物の必要性について 】
果物は、栄養的に言うと強いて食べる必要はありません。
食事の内容さえ良ければ必要な栄養は全部とれます。
なぜ好んで食べられるかと言うと、
嗜好品の一種としておいしいからです。
食事以外にもこういうものがあると
食生活を豊かにしてくれます。
問題は、現在では殆どの果物が
農薬を使わないと商品価値のあるものができないということです。
昔の品種ならば農薬なしでできるものもあったようですが、
近年はどの果物も大きくて甘い実のできる品種ばかりになってきたので、
病気になったり害虫がついたりしやすくなり、
ますます農薬に頼るようになっています。
危険なネオニコチノイド系殺虫剤や防カビ剤も多用されています。
このネオニコ殺虫剤は小児の発達障害の原因になると言われています。
どうしても食べたければ、
土といのちで扱う低農薬
かつ収穫直前散布をしていない果物にすべきでしょうが、
それも厳密に言えばあまりよくないかもしれません。
一方、甘党の人は、
毎日多量に砂糖を摂取することで身体への悪影響が出ます。
化膿しやすくなる
(気管支炎や肺炎・副鼻腔炎・歯周病・腸内細菌が
悪玉中心となり便通不調が長期間続いて
そのためついには大腸ガンもおこるなど)
ということの他に、
長年の砂糖過剰摂取で動脈硬化も進むため
認知症や成人病も生じます。
砂糖の取り過ぎにより体調も常に悪くなるし寿命も縮みます。
甘党の人が砂糖入り食品をがまんするためには、
果物を食べることに意味があるとも言えます。
甘党の人は、
果物や干し柿・干し芋・焼き芋などで
甘みを摂ると良いでしょう。
ただし取り過ぎには注意。
あくまで良い食事をしっかりと食べているという前提で、
おやつとして少しだけ
これらの甘みを食べると良いということです、もちろん。
農薬を使わないでできる昔の品種の果物を復活させたいですね。
以下蛇足です。
我が家のビワは小さくて少し酸っぱい昔の品種です。
病気や害虫にやられることは全くありません。
ハクビシンなどの四つ足動物やカラスに
いつも大部分を食べられてしまいますが。
文旦は農薬なしで毎年たくさんできます。
少し酸っぱくて硬めの実で噛み応えがありうまい。
柿は渋柿ならなった実のうちの約半分は無事収穫できますが、
甘柿は殆どが害虫やカラスに食べられてしまいます。
ぐみ(ぐいみ)も毎年勝手に多数実がなります。
少し渋い。
これらの昔風の果物は、
どれも味が濃くてなかなかおいしいですよ。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2020年3月号より転載しました。