高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

この夏の暑さと雨、お米や野菜の生産現場では? その4

2023-09-29 09:00:00 | 生産者からのメッセージ

今年の夏は、
災害級の暑さと雨の多さ、
そして高知の夏らしくなく
湿気の多い日が続きましたね。
朝夕は少し涼しくなったとはいえ、
まだ残暑や湿った南からの空気が流れ込んで、
大気が不安定な状態が続いています。
皆さま、いかがおすごしでしたか?
この夏の様子を生産者にインタビューしました。

【かざぐるま 山本かず子さん:野菜】
欠品続きになってしまって心が痛いです。
オクラが今頃沢山穫れたので、
その分おまけしました。
土といのちは1ヶ月半前に
野菜の収穫を予想して
注文書に載せるので大変です。
今年は例年より収穫時期が遅いですね。

【井上正弘さん:米】
雨が多くて
なかなか作業に出られませんでした。
お米は丁度雨がひどくなる前
に稲刈りをしたので、
影響は少なかったですが、
もう1週間置きたかったかな。
それより例年より猪が多く、
うりぼうを沢山見たし、
被害が多かったです。

【猪谷英代さん:米】
お米は長雨の影響が確かにありますね。
刈り入れが時間がかかって遅れた分、
収量が少し減って、
品質も多少落ちた部分も
あったかなと思います。
山の稲の方は、
雨と言うより猪など
鳥獣被害の方があって
収量が少なくなりそうです。 

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年10月号より転載しました。
コメント
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