高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

この夏の暑さと雨、お米や野菜の生産現場では? その1

2023-09-26 09:00:00 | 生産者からのメッセージ

今年の夏は、
災害級の暑さと雨の多さ、
そして高知の夏らしくなく
湿気の多い日が続きましたね。
朝夕は少し涼しくなったとはいえ、
まだ残暑や湿った南からの空気が流れ込んで、
大気が不安定な状態が続いています。
皆さま、いかがおすごしでしたか?
この夏の様子を生産者にインタビューしました。

【長野直樹さん:米】
雨ばかりで仕事もできん、
もうたるばあ降った。
穂が出てきた大事な時なので
お天気がよくなってほしい。
うちはやらないが、
近所ではイモチ病防除をやらないかんと言いゆう。
草はどんどんはえてくるので
草刈りばかりやっている。

【わたなべ農園 渡邉志津江さん:野菜】
このところの気候は2週間ずれている。
でも予冷庫があるから、
夏の雨が多くても余裕を持ってやっている。
貯蔵のものが多いので。
サツマイモ、白ネギも順調、
田芋は一番元気で収穫が楽しみ。

【中村暮らしを見直す会 川村祐子さん:野菜セット】
夏は暑すぎて店舗の開店を短くしました。
それでも暑くてかなわんかった。
海添いの地区と山の地区の野菜を
バランスよく出せていたけど、
今は天候不順でバランスが取れない。
困ったもんです。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年10月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする