高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

山の畑から 6月7日記

2019-06-20 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
土佐町 山楽の上土井崇です。

野菜を出させていただいて、ちょうど一年が経ちました。
みなさまに野菜を食べたもらえてる思うと、本当にうれしくなります。

さて、いまの7月は旧暦六月(水無月)になります。
諸説ありますが、田に水を引くので田以外は水がないことが由来しているそうです。
高知では雨がたくさん降るので、水有月にしてもいいかもしれません。

梅雨が明けると、猛暑日が始まります。
野菜にとっても、人にとっても厳しい季節です。
みなさま、無理せずにお体にはお気を付けください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年7月号より転載しました。
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にこにこ通信 6月7日記

2019-06-19 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

今年も早半分が過ぎましたが、毎年今頃は、稲の最後の草取り期に入っています。
早生稲が早くも幼穂形成期に入ってきたので、遅くても中旬までに終わらせないと、
余り遅く田に入ると穂をいためて稲の出穂に悪えいきょうを与え、収量低下の原因になるからです。

私が稲の草取りで3条の動力除草機を初めて使用しはじめたのは昭和56年からで、
今は2台目の動力除草機を使っていますが、
この機械は稲のたて植えの雑草にはかなりの効果がありますが、
横の列の雑草には全く効果がないので、
四つんばいの最もきつい作業をしなければ、横にはえた草はとる事ができませんでした。

ところが今日、6月6日に兵庫県の農機具メーカーの営業マンが、
動力の1条取りの替え刃を持ってきたので、
手刈りの草刈り機の刈刃をはずして、これとつけ替えて、
初の試運転をした所、手取りよりもかなりの効果があがる様だから、
さっそく1枚、この刃を購入して、明日から試しの草取りをしようと思っています。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年7月号より転載しました。
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木次乳業の 木次ミルクのプリン ~4月の新

2019-06-18 09:00:00 | 新共同購入品
★ 木次ミルクのプリン ★


「しまねの牛乳使用」って、もちろん木次乳業の牛乳でしょう。
原材料もシンプルで、生乳(島根県)、国産ビートグラニュー糖、乳製品、ゼラチンのみ。


口どけの良い、もっちりなめらかな食感なのは、ゼラチン使用だから。
寒天ではだせないなめらかさですね。


ミルクの濃厚なコクと甘みが味わえて、
おやつだけど、ばっちり栄養もとれそうなプリンです。


夏場のおやつにどうぞ。

( 管理人 )
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先週の事務所でーす

2019-06-17 09:00:00 | 日記
先週のある日、事務所にお邪魔しました。

外では、配送のBさんが配送に出かける準備中。
効率よく荷物を出し入れするにも技が必要ですが、
その点、Bさんはベテランで、いつも見事な積みこみ方です。


もうすぐ梅雨に入りそうな高知。
でもこの日はまあまあの天気でした。
というわけで、元気よくいってらっしゃ~い。


事務所では月1回の注文書を作ってました。
そうです。
まだ6月中旬だというのに、もう7月の注文書を作っているのです。

事務所の中に置かれた印刷機。


注文書が次々と印刷されていきます。


そして、刷り上がった注文書を製本します。


人海戦術なのが“土といのち”らしさです。(負け惜しみかな?)


『お便り・お知らせ』もできあがりました。


というわけで、今週は7月号がみなさんのお手元に届きます。
7月もいいものがいっぱいの注文書。
ご注文、よろしくお願いしますね。


合間には、愛媛県から八坂石けん・増田さんが来られ
最近のせっけん事情あれこれを聞いたのでした。
(写真がないのが残念)

( 管理人 )
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中力粉と米粉の焼菓子(ビスケット) ~天竺舎のレシピ

2019-06-16 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
★ 中力粉と米粉の焼菓子(ビスケット) ★


【材料】
中力粉100g、玄米の粉50g、植物油40cc
牛乳またはヨーグルト40~70cc
ナッツ、砂糖漬けのくだもの、各種ジャム等適当な組み合わせで適量
(この量により牛乳の量を調節)

【作り方】
材料の上から順にサクサクとまぜる。
練らない。
上から押さえるように延ばして折って、これを5回くらいくりかえす。

アイスボックスのように棒状にしたものを端から切る、あるいは、薄く延ばして切る。
※軟らかめの生地になったらスプーンですくって天板に落として焼くロッククッキーにしてもOK!

170℃で15分が基本といわれますが、それぞれのオーブンに加減をきいてください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『季節のとっておき』2019年5月号より転載しました。
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斉藤牧場通信 6月2日記

2019-06-15 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 斉藤牧場の斉藤喜美子です。

日曜日。
出かける時に牧場の若牛のアクロバティックな姿に見惚れました。


急傾斜での山地酪農なので、うちの牛はすごいところ歩いています。
急傾斜の生活に慣れている牛たちがうちでは子孫を残していく。
命のすごさに改めて驚きます。

※ この記事は、斉藤喜美子さんのフェイスブック2019年6月2日より転載しました。
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テラサナの オーガニックピーナッツバター ~3月の新

2019-06-14 09:00:00 | 新共同購入品
★ オーガニックピーナッツバター ★


オランダの会社テラサナのオーガニックスプレッドシリーズです。

ピーナッツだけが原料の「オーガニックピーナッツバター・スムース」と
塩を加えた「オーガニックピーナッツバター・塩クランチ」の2種類
原料のピーナッツは有機栽培です。

(これは、スムースのほうです)

まず思いついたのはパンに塗ること。
おお、砂糖は入ってないのに甘い!
素材の美味しさなんでしょう。


意外にも、和食にも合うようです。
ピーナッツバターが固かったら少し温めたり、水分を加えると扱いやすくなります。
ほうれん草の和え物を作ってみました。
ピーナツバターを加えると、いつもの和え物がなんだかリッチな味 ♪


野菜やクラッカーのディップにしたり、お菓子作りに利用したり、
アレンジいろいろ研究してくださいね。

( 管理人 )
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クロスロードの ワッフルクッキー3種 ~3月の新 

2019-06-12 09:00:00 | 新共同購入品
★ ワッフルクッキー ★


クロスロードは大阪南端の海沿いの町にある、小さな焼菓子工場です。
そこでは、本物のお菓子を焼こうと、国産と有機栽培にこだわったお菓子を作っているそうです。

「ワッフルクッキー」は、酵母を加えないクッキータイプの生地を
ワッフルベーカーで焼き上げた、ひとくちサイズのワッフル型クッキーです。
なんと、ひと粒ひと粒手作業で焼いているのだそう。

サクサクの食感と、バターの香り、そして甘すぎず。
素材の味、とくにオーストラリア産有機小麦粉粉の風味がストレートに楽しめます。

白い色のプレーン、ちょっと黄色い人参、緑色のほうれん草の3種類。
3種類を一緒に盛りつけるとカラフルで楽しいですね。


紅茶やコーヒー、牛乳とともにどうぞ。

( 管理人 )
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つきみ通信+ 第7回:トマト梅肉ソース& 鱧(はも)団子

2019-06-11 09:00:00 | 連載
香南市香我美町の月見山のふもとにある旬彩料理「つきみ」です。
皆さまのお役に立ちそうなことを紹介していきます。

蒸し暑くなる季節に元気をくれる食材=鱧(はも)は、梅肉との相性が良い食材です。
鱧は、今回ご紹介するトマト梅肉ソースとの相性も抜群です。

【トマト梅肉ソース】
トマトをざく切りにして、ミキサーにかけます。
これを珈琲を淹れるときのように、
紙の珈琲フィルターをセットしたドリッパーに入れて、
一晩冷蔵庫に入れて濾します。


濾して出てきた液体を煮詰めて好みの濃度まで詰めます。
だいたい半量ぐらいまで煮詰めるとしっかりしたトマトの味が出ます。
・珈琲フィルターの上に残ったものもおいしいです。
・玉子焼きや味噌汁などに入れるとおいしいです。

梅干しの実をほぐし、庖丁でしっかり叩いて滑らかな梅肉をつくります。
で煮詰めた液体と同量程度の梅肉をつくります。

をあわせます。

【鱧団子】
鱧団子は「土といのち」で購入できる「岡岩商店」の「鱧すり身」で簡単にできます。

解凍した鱧すり身をすり鉢に入れて粘りが出るまでよくすります。
すりおろし生姜と白味噌少々を均一になるように混ぜて、もういちどよくすります。

昆布だしを沸かします。薄口醤油と味醂を少々足して下味をつけます。

を小さな丸にとり、昆布だしに入れて弱火で浮いてくるまで茹でます。

ザルにあげ、水気を切り、鱧団子を器に盛ります。

トマト梅肉ソースを鱧団子の上にちょんちょんと載せます。


白い小さな鱧団子の上の赤いソースは、見た目の可愛らしさも◎です。

トマト梅肉ソースは、さっぱりすっきりして、蒸し暑い日も爽やかにしてくれます。
冷奴、そうめん、きゅうり薄切り、焼き魚などに載せても美味です。
鱧がないときも是非つくってみてください。
            
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年6月号より転載しました。

管理人記
これが岡岩商店の「鱧すり身」です。
冷凍でお届けしてます。
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新米シニアのひとり旅 その4-バルト三国の旅-

2019-06-10 09:00:00 | 連載
新米シニアのひとり旅 その4 byアメミヤ

ヘルシンキでつかの間の北欧を味わって、バルト三国に向かいました。
当初の計画ではスウェーデンを南にうごきながら、ピッピの国を味わい、ニルスが見た湖沼をみて、
某小説の舞台になっていたイェーテボリからデンマークに渡ろうと思ったのですが、
日数とお金に無理があると判明、出国間際に変更しました。
ピッピの国に行きたかったな。

ヘルシンキからエストニアの首都タリンへはフェリー!乗船時間は二時間半くらい。
夏休みのせいなのか、いつもそうなのか、ずーつと飲み続けている客の多いこと、
バンドの生演奏なんかもあって賑やか賑やか。
空間の7割は飲食店でした。おどろきました。

さて、バルト三国に関しては殆ど知識がなく、旧ソヴィエトだったということしか知りませんでした。
北緯60度から55度の間にほぼ収まるような国々、各々の首都は歴史地区として世界遺産になっていました。
(後で知ったことです)やはり、最初に訪れたタリンの町の印象が強く残っています。
石畳の通り、石造りの家々、高い教会、広場、町を取り囲む石壁。
タリンのこの旧市街はとても小さくてほんとに歩き回りました。


中庭へ続く入口を覗いてみました。

通りは真っ直ぐに通っていなくて、時々自分のいる場所がわからなくなりました。
細い路地から昔の姿の少年が飛び出してきそうな。
よく、「このまちのどんな小道も知っている」という表現があるけれど、
本当にそんな少年が漆喰壁の扉から現れて次の建物の、角を曲がって消えていく、
そういったことを想像できる町でした。
通りに立ち並ぶ家々の所々には中庭に続く入口がぽっかり開いていて、
通り抜ければ別世界、中庭はレストランのオープンスペースだったり、
単に駐車場だったり、時には、可憐な庭だったり、
大きな木が延びている不思議な場所だったりしました。
石畳は平らな石がモザイク状に敷き詰められたものがおおかったけれど、
古い道?は丸みを帯びた石でできていて、キャリーバッグを引き歩く者泣かせの道でした。

この後も中世の面影を残す都市なるものをいくつも訪ねました。
大小様々、新旧混じり具合も様々、何処が素敵か甲乙つけ難いといったところ、のなかで、
このタリンの旧市街は、小さくておとぎ話の舞台のようで誠に印象的でした。
ラトビアのリガ、リトアニアのビルニュス、
中世都市の町並みを楽しみ、麻布に目を奪われ、市場の雑踏に揉まれました。


ビリニュスのリネンのお店、リネン買いたかったナー


リガの市場の荒物屋
見事な陳列だと思いませんか?
こんな鍋を使っている台所を見て見たかった!


リガの街角の土産物屋
大きなバスケットがそのまま店に。
店番の婦人の姿も風情があります。
石畳の石をよく見てください、縁が丸くなっているでしょ。

そして、バルト三国訪問のハイライトは
(あくまでも私のですが)リトアニアのカウナスにある杉原千畝記念館訪問。
カウナスの鉄道駅からほど近い小高い所にある静かな住宅街、
各々の庭の林檎の木の赤い実が、取ってくださいと言わんばかりになっている道を行くと、記念館がありました。


杉原千畝記念館入口

杉原千畝氏(註)のことは子供向けの本で知って、
まあ行ってみよう、くらいに思って予定に入れたのですが、
やはり、何事も百聞一見にしかずの言葉どおり。
この通りにビザを求める人々がおしかけ、
この机で氏が判を押したのかと思い描くと胸があつくなりました。
帰りがけ、その机の上に置かれたビザ発行者名簿を丹念にめくる人がいました。
おばあさまの名前を探しているとのことでした。
「お話」が現実になった時でした。




杉原千畝氏の事務机
ビザ発行者の名簿が広げられています。
記念館を出るとき見たら、名簿をめくっている人がいました。
おばあさまの名前を探しているとのことでした。

このあと2週間ほどは、他の人と一緒に駆け足観光をいたしました。
駆け足だったのでどこへ行ったかも忘れたほどですが、ちゃっかり長年の夢を組み込んだりしました。
その長年の夢だった地のことは次回に。

註:「六千人の命を救え!外交官杉原千畝」著者:白石仁章 出版:PHP研究所
この他にも何冊かあります。記念館では映画も見ました。
しばらくお顔を拝見していたら、なんて良い顔をした方だろうと感じるようになりました。
DVDもあるようです

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2019年6月号より転載しました。
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