ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

続 スカイツリー機能移転大幅遅れ問題

2012年10月29日 20時41分56秒 | 時事
昨日の続き。

まあ、本来はスカイツリーができて、
それから地デジ放送に移行すれば良かった訳だが、
2000年ごろの電波業界では
「デジタル方式のテレビが世界の潮流」ということで、
先進国である日本がデジタル方式のテレビを始めていない
のが恥であるかのように、このテレビのデジ化計画は進んでいました。
(先行してBSが先にデジタル放送を始めました)

要するに計画に無理があったという事になります。

先日の記事に書いたように当地・埼玉県も
新タワー構想が出始めたころからタワー誘致には積極的でした。
しかし、その後名乗りを上げた墨田・押上地区に決定し
現在(スカイツリー)に至っている訳であります。
この新タワーをドコにするのか
決定するまでにも時間がかかりすぎたと思います。

昨日の文章の繰り返しになりますが、
電波障害を理由に墨田区に決定したのに
結局、電波障害が起こっているなら、
あの誘致合戦は何だったんだ?と思う埼玉県民
(特に誘致に努力された方)は多いと思う。
※埼玉県挙げて「さいたまタワー実現大連合」まで立ち上がった


電波障害があるのだったら何処へ建てても一緒だもの。
さいたまでもよかったんじゃないの?
という気持ちになりますよね。
当然、スカイツリーが完成していますので、
今さらどうのこうの言っても仕方がないことは分かって
いるのですが、いまこのザマです。書かずにいられません。

新タワーがどこであろうと、基本的に送信所が変わりますから
「アンテナの向きが変わります」という事は
地デジ化の時、関東圏民には周知しておくべきでしたね。

なにより、今回最大の汚点は、親局の移転が一番最後になった
ということで、受信者もアンテナ向きを変えるなど
二重の手間を強いられることに怒っているのである。

ほか、電波が強すぎて信号が破綻しているという原因もあるようで、
記事によれば、一度昼間に東京タワーを止めて調査・・・
というような文も見られる。
初めから予想していた上級(1・2級)陸技の方(放送局技術のプロの方)は
いなかったのでしょうか?

基本、総務省は地デジが開始されていれば問題ない訳です。
(日本はデジタル式テレビを始めているというメンツは保っている)
毎日の記事を読むと関東総通もまるで他人事の返答内容だ。
これにもあきれ果てる。

スカイツリー自体は民間の経営(東武グループ)ですので、
いまさら在京局がスカイツリー移転をやめますという訳に行きませんから
受信者が対策をせまられることになります。
 
今日はちょっと怒り気味の記事になりました。

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