少し遅くなりましたが、
兼六館「放送技術」10月号から気になった記事を紹介します。
それは地上デジタル混信局探索装置に関するものです。
この記事によれば、野外実験にて
神奈川県西部で小田原東局(神奈川)と君津局(千葉)の
混信波から妨害波(この場合、君津局)の
画面復調(A層ワンセグ)に成功したということ。
また、映像を確認できなくても「ネットワークID推定」と
いう手法を用いて混信局の探索が可能ということだ。
こちらの野外実験では戸賀局(秋田)の放送休止中に
混信波を観測。ネットワークID推定の結果、NHK-E青森局と判断。
受信chから大鰐局(青森)と推定され、後日に放送波を停波させると
当該混信波が無くなったという事です。
ちなみに大まかな仕組み
混信波=希望波+妨害波である。
つまり混信波から希望波を無くせば妨害波が浮き出ますよね。
デジタルでは希望波の復調は簡単(エラーは訂正される)ので
希望波もどきは作れる(記事内では「希望波レプリカ」)
受信した元の混信波を残しておけば(遅延させておく)、
混信波-希望波レプリカで妨害波を抽出できる訳です。
兼六館「放送技術」10月号から気になった記事を紹介します。
それは地上デジタル混信局探索装置に関するものです。
この記事によれば、野外実験にて
神奈川県西部で小田原東局(神奈川)と君津局(千葉)の
混信波から妨害波(この場合、君津局)の
画面復調(A層ワンセグ)に成功したということ。
また、映像を確認できなくても「ネットワークID推定」と
いう手法を用いて混信局の探索が可能ということだ。
こちらの野外実験では戸賀局(秋田)の放送休止中に
混信波を観測。ネットワークID推定の結果、NHK-E青森局と判断。
受信chから大鰐局(青森)と推定され、後日に放送波を停波させると
当該混信波が無くなったという事です。
ちなみに大まかな仕組み
混信波=希望波+妨害波である。
つまり混信波から希望波を無くせば妨害波が浮き出ますよね。
デジタルでは希望波の復調は簡単(エラーは訂正される)ので
希望波もどきは作れる(記事内では「希望波レプリカ」)
受信した元の混信波を残しておけば(遅延させておく)、
混信波-希望波レプリカで妨害波を抽出できる訳です。