NHK 日テレ 60番勝負 より

少々遅くなりましたが、この間の
テレビ放送60周年記念番組からの話題です。
深夜の放送だったので録画して見ていたので遅くなりました。

この番組は2日にわたり、
1日目はNHKから、2日目は日テレから放送されました。
秘蔵映像や即興ドラマ制作などで対決しました。

その中で興味があった映像はもちろん
NHK　VS　日テレの歴史映像でした。


NHKテイストで仕上がっています。


両局はその性格が全く違う放送局。
報道のNHKに対し娯楽のNTV。


それは公共放送と民間放送の対立という事にもなる。


コマーシャル・商業放送を目指す正力松太郎。
NHKは商業放送は亡ぶとして、公共放送を推す。


予備免許はNTVにおりる。この件については2夜目にも
日テレ側ゲストの徳光さんが「免許は第1号ですから」
と言っていました。
NHKはこの予備免許の件を挽回するため、
NHKの技術もって放送機材を用意し、
2月1日の本放送にこぎつけるのである。

そして私も知らなかった事実があった。
1960年代になると新しい電波塔構想が持ち上がる。

日本テレビの正力タワー。
これはラテファンの方なら結構知っている事項。
正力タワー構想があったから、日本テレビ送信所の
東京タワー移転が遅れたのである。
問題は正力タワー記事の下の画像
東京スカイツリーみたいな電波塔。


じつは、これはNHKが計画していた電波塔で高さは610m
展望回廊も付いている。
そんな構想があったこと、全然知りませんでした。
NHKはその後、衛星による難視解消に乗り出したため、
この電波塔は幻となったが、
図面や完成予想図を見ると、東京スカイツリーそのもの
ではないか？と感じるのは私だけでしょうか。

以上、NHK対日テレの番組からの話題でした。