先日、ネットで情報収集しているとEスポ関連で技術解説のPDFを発見した。
「スポラディックE層伝搬と外国電波の混信」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1978/36/5/36_5_388/_pdf
このPDFを見ると、テレビジョン学会誌の1982年のもののようです。
この技術解説によると、
継続時間の中央値は3分。(中には1時間越えも1%あり)
ピークは正午前と18時ごろ。
送受信距離の極大は1600kmぐらい。
(1800kmぐらいの例もあるが通常1000km~2000kmの範囲である)
計算では到来角は6度だが、実際は5~10度にばらついていて、
必ずしもEs層が伝搬路の中点にあると限らない。
そして、大円コース(送受信間の最短距離のこと)から外れた位置のEs層も
伝搬に寄与している。
Es層の移動速度は60m/s(中央値とのこと)、
北方向や西方向へ移動(最終的結論は得られていないとのこと)
Es層伝搬によって偏波面に大きな変化が生じる。
(つまり、Es伝搬受信するのに水平偏波、垂直偏波の違いは気にしなくてよいということか・・・私の考え)
などなど。
私的には
・必ずしもEs層が伝搬路の中点にあると限らない
というのはちょっとしたショック。以前、伝搬路が中点として
伝搬モデルを計算(受信に必要な臨界周波数の計算)
したこともあるから。
過去記事2点
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/78f4785ee4c9cc99d3bfd3b028edb772
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/df4ffabf06162435a40e1a2b9739321b
「スポラディックE層伝搬と外国電波の混信」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej1978/36/5/36_5_388/_pdf
このPDFを見ると、テレビジョン学会誌の1982年のもののようです。
この技術解説によると、
継続時間の中央値は3分。(中には1時間越えも1%あり)
ピークは正午前と18時ごろ。
送受信距離の極大は1600kmぐらい。
(1800kmぐらいの例もあるが通常1000km~2000kmの範囲である)
計算では到来角は6度だが、実際は5~10度にばらついていて、
必ずしもEs層が伝搬路の中点にあると限らない。
そして、大円コース(送受信間の最短距離のこと)から外れた位置のEs層も
伝搬に寄与している。
Es層の移動速度は60m/s(中央値とのこと)、
北方向や西方向へ移動(最終的結論は得られていないとのこと)
Es層伝搬によって偏波面に大きな変化が生じる。
(つまり、Es伝搬受信するのに水平偏波、垂直偏波の違いは気にしなくてよいということか・・・私の考え)
などなど。
私的には
・必ずしもEs層が伝搬路の中点にあると限らない
というのはちょっとしたショック。以前、伝搬路が中点として
伝搬モデルを計算(受信に必要な臨界周波数の計算)
したこともあるから。
過去記事2点
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/78f4785ee4c9cc99d3bfd3b028edb772
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/df4ffabf06162435a40e1a2b9739321b