先週と今週(で、来週もかな?)
ニュアンスの難しい甲州弁を可視化するという
企画を行っている。
先週は「しわい」と「のぶい」
今週は「わにわにする」と「ちょびちょびする」。
TVer先週分 https://tver.jp/feature/f0082976
TVer今週分 https://tver.jp/feature/f0083773
2週分見ていろいろと思ったことなど。
今週の「ちょびつく」と、先週の「しわい」って重なる部分ってあると思っている。
私が甲府で過ごしたのは小・中・高校の学生時代だから、
「わにわに」よりは「ちょびちょび」のほうをよく聞いていたし、使っていたと思う。
「ちょびちょび」の中にはふざけているニュアンスもあるが、それが行き過ぎで
生意気じゃんという感情が少し含まれている。
だから、以前甲州弁記事で書いたと思うが、「ちょびちょび」より「しわい」って
言われるほうが実は重いのだ ということも書いた。
ところで、私は以前に書籍関連の仕事で新刊のデータをPC入力するということを
やっていた。そのころ手に入れた本が画像左にある「甲州の方言 私抄」。
右は有名な「キャン・ユー・スピーク 甲州弁」。
今週放送に出てきた「ふすふすする」。さすがに私もこの言い回し知らなかった。
「甲州の方言」に意味が出ていた。「犬などがそこいらを嗅ぎまわるようす」だそうだ。
ちなみに「しわい」は出ていなく、「わにわに」は「ふざけてばかりいること」とある。
類語に「わにる(ふざける)」「わにはてる(ふざけがエスカレートして果てしもなくなる)」
この「甲州の方言 私抄」という本、最後の(おわりに)という章を読むと
方言と思っていた言葉で、広辞苑に載っているのは共通語ということで
方言を脱するという考えから載せなかったとしている。
話がさらに脱線するが、
「甲州の方言 私抄」も「キャン・ユー・スピーク 甲州弁」にも
参考文献として挙がっているのが「増補改訂 甲州方言」という本で、
一度は読んでみたいものだ。
今週のマキタ係長で「ふすふすする」っていう甲州弁を覚えました。
ニュアンスの難しい甲州弁を可視化するという
企画を行っている。
先週は「しわい」と「のぶい」
今週は「わにわにする」と「ちょびちょびする」。
TVer先週分 https://tver.jp/feature/f0082976
TVer今週分 https://tver.jp/feature/f0083773
2週分見ていろいろと思ったことなど。
今週の「ちょびつく」と、先週の「しわい」って重なる部分ってあると思っている。
私が甲府で過ごしたのは小・中・高校の学生時代だから、
「わにわに」よりは「ちょびちょび」のほうをよく聞いていたし、使っていたと思う。
「ちょびちょび」の中にはふざけているニュアンスもあるが、それが行き過ぎで
生意気じゃんという感情が少し含まれている。
だから、以前甲州弁記事で書いたと思うが、「ちょびちょび」より「しわい」って
言われるほうが実は重いのだ ということも書いた。
ところで、私は以前に書籍関連の仕事で新刊のデータをPC入力するということを
やっていた。そのころ手に入れた本が画像左にある「甲州の方言 私抄」。
右は有名な「キャン・ユー・スピーク 甲州弁」。
今週放送に出てきた「ふすふすする」。さすがに私もこの言い回し知らなかった。
「甲州の方言」に意味が出ていた。「犬などがそこいらを嗅ぎまわるようす」だそうだ。
ちなみに「しわい」は出ていなく、「わにわに」は「ふざけてばかりいること」とある。
類語に「わにる(ふざける)」「わにはてる(ふざけがエスカレートして果てしもなくなる)」
この「甲州の方言 私抄」という本、最後の(おわりに)という章を読むと
方言と思っていた言葉で、広辞苑に載っているのは共通語ということで
方言を脱するという考えから載せなかったとしている。
話がさらに脱線するが、
「甲州の方言 私抄」も「キャン・ユー・スピーク 甲州弁」にも
参考文献として挙がっているのが「増補改訂 甲州方言」という本で、
一度は読んでみたいものだ。
今週のマキタ係長で「ふすふすする」っていう甲州弁を覚えました。