昨日の午前中のこと、
我が家の向かい側にある畑から煙が上がっていました。
もみ殻が山のように積まれ、真ん中の煙突のようなものから
もくもくと煙が・・・。
このもみ殻は、先日この畑の持ち主である農家さんが
稲刈りをしていましたので、
その時に出たものと思われます。
何をやっているのか、
疑問に思うとどうしても尋ねたくなってしまうのですが、
探しても周りに人はいません。
それから、約6時間後。
やっと、農家さんが畑にいるのを見つけ、質問してみました。
「もみ殻燻灰(くんばい)」を作っていたそうです。
これは、もみ殻を燻し焼きにして、炭化させたもの。
真っ白な灰になる手前の、この状態に仕上げるのだそうです。
この燻灰には
・カリウム分が多く、良い肥料となる。
・排水性に優れている。
・雑菌を抑え、微生物の増殖を促進する。
といった効果があり、土壌改良剤として利用することができるそうです。
この農家さんは、もともとは温室メロンの生産者でしたが、
今は野菜と鉢物の花を作っています。
鉢の下にこの燻灰を敷くと、排水効果が高まり、
根張りも良くなると話してくださいました。
煙の正体がわかって、もやもやしたものが消えました・・・。 (^^)