昨日、自家製干しぶどうについて、記事を書いたところ、
「市販の干しぶどうの中には、油をまぶしてあるものもある。」
ということを教えていただきました。
私は、もともと干しぶどうがあまり好きではないので、
お菓子を作る時くらいしか使ったことがなく、
じっくりと食品表示を見たこともありませんでした。
そこで、買い置きしてあった
ラム酒入りレーズンの袋を見てみると・・・。
「米油」と表記されています。
では、なぜオイルコーティングが必要なのかというと
・実から出た糖分で、フルーツ同士がくっつくのを防ぐ。
・乾燥が進んで、残った水分が飛び過ぎないように保湿の役割り
ということが挙げられます。
もちろん、「オイル不使用」というものもたくさん販売されています。
オイルコーティングされていない干しぶどうの良い点としては、
・自然のおいしさ
・自家製天然酵母作りに最適
ということが挙げられています。
そう、「オイル不使用」のアピールポイントとして、
必ず登場する「自家製天然酵母作り」という言葉。
なぜ、オイルコーティングされた干しぶどうだと、難しいのでしょうか?
その理由を調べてみると、
・酵母は干しぶどうの表面に多く存在するため、オイルの膜を張られてしまうと
酵母がスムーズに活動するのを阻害される。
・コーティング処理の段階で、酵母が弱ったり、死んだり、減ったりする。
つまり、元気の良い酵母がたくさんいるのが、オイル不使用の干しぶどう
ということになるのでしょう。
今回も、学ばせていただきました。 (*^_^*)