”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

プチルージュ

2015-02-05 09:14:47 | 野菜

野菜ソムリエの大先輩から、

大変珍しいトマトを教えていただきました。

  

 

名前は、プチルージュと言います。

  

  

正式な品種名は、フル里。

今から20年以上前に開発され、一度お蔵入りになったものを

藤枝市の河原崎農園さんが復活させました。

  

 

写真から、鮮やかな色とつややかさが伝わるといいのですが・・・。

でも、驚くのはその触感。

トマトとは思えない、まるでお菓子のグミのような触感なのです。

そして、フルーツを思わせる甘味。

 

  

  

でも、この一番の特徴である「触感」ゆえにお蔵入りしてしまったのです。

 ●収穫しにくい。(枝から外す際に、実を傷つけてしまう)

 ●収穫後、そっと運んでも果実同士がぶつかり合うと、

  そこから傷んでしまう。

 ●長距離輸送ができない。

 

  

さらに、この写真のものは、マイクロトマトくらいの

小粒のものでしたが、

本来のサイズは、ミニトマトくらいのサイズ。

一枝にできるトマトのサイズも安定しないのです。

  

 

でも、この独特の触感、強い甘味を

もっと多くの人に味わってもらいたい!!

 

 

  

私のない知恵をしぼって考えたことは 

 ●一粒ずつ外すのではなく、枝付きで販売する。

 ●生産者を増やして、地元の農産物直売所、

  道の駅、生産者の庭先で販売する。

 ●トマト狩りに来てもらう。

  

 

でも、この程度のことなら、誰もが考え付くんだろうな・・・。^_^;

 

  

そして、そして、これは妄想に近いことですが・・・。

もし、このプチルージュがちりばめられたタルトが

キル○ェボンから販売されたら、ぜひ食べてみたいです!! (^^♪

 

コメント
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