”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

やっと会えたね、のらぼう菜

2016-03-11 11:51:24 | 在来種 伝統野菜

「ザ!鉄腕!DASH!!」で見て以来、

ずっと食べたいと思い続けていたのらぼう菜

やっとやっと、我が家に来てくれました。ヽ(^o^)丿

 

   

のらぼう菜は、東京都西部のあきる野市五日市周辺で

栽培されているアブラナ科の野菜です。

 

のらぼう菜がいつごろから栽培されていたのか、

その来歴ははっきりしていませんが、

天明・天保の大飢饉の際、

人々を飢えから救ったと言われています。

   

見た目も「なばな」に似ていますが、それもそのはず、

「なばな」と同じセイヨウアブラナに属しています。

  

しかし、「なばな」よりは葉も茎もやわらかで、

苦味が少なく、甘味が強いのです。

太い茎は、いかにも硬そうに見えますが、

筋っぽさはなく、短時間で茹でることができます。

   

さて、そのあこがれののらぼう菜

どうやって食べたのかと言いますと・・・。

   

●のらぼう菜のチヂミ

 

   

  

●のらぼう菜と豆腐の中華風炒めもの

 

   

  

●のらぼう菜と鮭の混ぜご飯

 

  

 

今回は、すべて茹でてからお料理しましたが、

天ぷらにしてもおいしそうですね。

特に茎の部分が!!

 

   

のらぼう菜は、冬の寒さにあたって、甘味をのせ、

春に育つ野菜です。

また、収穫後、葉が萎れやすいため、

長距離輸送や大量出荷には向かないと言われています。

 

そんな生産地周辺でのみ消費される、

貴重な「春を告げる野菜」を、

遠州地方まで送ってくださったSさん。

いつも本当にありがとうございます。(*^_^*)

 

コメント
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