昨日のブログで、甘酒のことを書かせていただきました。
私が飲み始めた甘酒は、米麹の甘酒ですが、
甘酒にはもうひとつ、酒粕から作る甘酒があります。
「私は、米麹派!」
「酒粕の方がおいしいわよ!」
などなど、それぞれ好みが分かれるようです。
【酒粕の写真がないので、以前に作った酒粕入りのシチューの写真を載せます】
そこで、この種類の甘酒を比較してみました。
【甘酒の作り方】
●米麹で作る方法
お米と米麹を発酵させて作る。
発酵の際にできるブドウ糖自体が甘いので、砂糖は入れない。
●酒粕作る方法
酒粕を水で溶いて煮詰めていく。
酒粕自体に味がないので、砂糖を加える必要がある。
【栄養価の違い】
●米麹の甘酒
・ビタミンB群(B1 B2 B6)
・葉酸
・食物繊維
・オリゴ糖
・必須アミノ酸
・ブドウ糖
●酒粕の甘酒
・ビタミン、たんぱく質、食物繊維が米麹の甘酒よりも
豊富に含まれる。
・スフィンゴ脂質…メラニンの活性を押さえ、シミを予防
【米麹、酒粕 それぞれの特徴を比較】
●米麹の甘酒
・お米と米麹だけで作るので割高
・お米のミネラル分がそのまま残っている。
・砂糖を加えないので、酒粕のものより低カロリー
・食物繊維が酒粕のものよりも少ない。
・アルコール分はゼロ
・甘みの主成分はブドウ糖
●酒粕の甘酒
・米麹のものに比べると安く作れる。
・日本酒製造の際に、お米を搾るのでミネラル分が減っている。
・食物繊維が豊富
・砂糖を加えるためカロリーが高い。
・アルコール分が残っている。
・甘みの主成分はショ糖
それぞれの特徴をよく理解した上で、
ご自分の好みに合ったものを使っていくのが一番ですね。
私は、少しずつでも毎日続けることが今の目標なので、
米麹の甘酒を飲んでいきますね。