名前に惹かれて買ってしまいました。
アロマレッドというにんじんです。
店頭に並んでいる時、
他のにんじんよりも赤みが強く感じられました。
このアロマレッドは、宇都宮市の種苗会社「トーホク」と
東洋大食環境科学部(板倉町)の下村講一郎教授が
共同開発したもので、
品種名にもあるように、とにかく香りがポイント。
●にんじん臭さがない。
●にんじんには、香水の成分である「ダマセノン」という
成分が含まれているが、その含有量が他品種よりも多い。
ダマセノンというのは、コーヒー、バラ、ワインなど
香りのよいものには含まれているようですね。
でも、私にとってあの青臭い香りこそがにんじんの香り。
子供の頃は、
「あの香りを飲みこめば、健康が約束される。」と信じて、
にんじんを食べまくっていましたっけ。
あれが、健康の証と思っていたから、
まずいとか苦手とか考えたこともなく、
いつの間にか「なつかしい味」になっていました。
【お料理に使うと色が鮮やかです】
子供が苦手な野菜ランキングの必ず上位に入るにんじん。
でも、おいしいにんじんジュースの登場とともに、
その順位は下がってきたと言われています。
このようなにんじんが登場することで、
にんじんは、「苦手な野菜」から「大好きな野菜」に
だんだん変わっていくのでしょうか?