地元の有名な卵かけご飯のお店のことを書いていたのを見て、
とても興味を惹かれたものがあります。
それは、卵かけご飯にかけた岡山名物「黄ニラ醤油」。
この黄ニラ醤油は、製品として存在するものか?
それとも、
岡山の各家庭で手作りされている伝統的な調味料なのか?
で、調べてみましたら・・・。
ありました~!! ヽ(^o^)丿
【とら醤油さんのHPより画像お借りしました】
岡山県倉敷市のとら醤油さんが製造されていました。
この黄ニラ醤油は、本醸造醤油と岡山県産の黄ニラに
鯛・昆布・椎茸エキスをほどよくブレンドしたものということですので、
正確に言うと「醤油加工品」になります。
※醤油加工品とは、醤油をベースに作られた液体調味料のこと
岡山県は、黄ニラの栽培面積、生産量ともに全国1位。
全国の生産量の約7割を岡山県が占めています。
黄ニラは、芽が出る前のニラの根株に何重にも覆いを被せ、
太陽光線を遮断して栽培し、軟白化させて育てています。
周年栽培されていますので、このような加工品もできるのですね。
【岡山県農政企画課さんのHPより画像お借りしました】
実は、私が住んでいる地域のJA遠州中央さんも
黄ニラの栽培に力を入れています。
しかし、一般のスーパーで見かけることはありません。
それもそのはず。
黄ニラは、収穫した後も、光に当てておくと緑色になり
普通のニラになってしまうので、収穫後も注意が必要です。
この変色を防ぐため、収穫後すぐに箱詰めされて、
高級食材として首都圏などに出荷されてしまうのです。
黄ニラは、香りがマイルドなため、
ニラが苦手な人でも食べることができると言われています。
(実は、去年の夏、高級中国料理店でいただいたのですが、
ど緊張の中、味を全く覚えていないのです。^_^;)
そんな箱入り娘を使ったお醤油なら、
ニラが苦手な私でも大丈夫かな?