雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

PLUTO

2004-11-22 | 
お薦めの本です。と言っていきなり漫画なんですけど。

しかし侮るなかれ。

この漫画『PLUTO』の原作は鉄腕アトムの『地上最大のロボット』。
巨匠 手塚治虫氏の代表作のひとつでもある作品です。
私も幼いころ(小学校低学年)に原作の単行本を知り合いのおじさんにもらって
ずっと愛読していました。
子供心にロボットたちの繰り広げる戦いに切なさを痛感した覚えがあります。

そしてこの『PLUTO』。
まだ一巻ですが、出だしのインパクトは原作を凌ぐものがあります。
主人公に原作では一登場人物だったゲジヒトを据え、各登場人物の背景を色づけることで
物語の深みを増しています。
ノース2号の章などは思わず涙しそうになりました。

原作を読んでいるので、あらかたストーリーは知っているのですが、今後どのように
浦沢直樹氏が展開していくのか楽しみです。

ちなみに浦沢直樹氏の作品は非常にすばらしく、特に『Master キートン』は
私の読んできた漫画の中でBestの作品です。

Giovanni Mirabassi & Andrzej Jagodzinski Trio

2004-11-22 | 音楽
現在私のご贔屓ミュージシャンであるジョバンニ・ミラバッシ。

イタリア出身のジャズピアニストで現在フランスを拠点として活躍中です。
澤野工房というレーベルからアルバムが出ています(大好きなレーベルです)。
今月末には来日公演もあります。残念ながら行けないんですが・・・。

今回紹介するのは彼の最新アルバムでポーランドのアコーディオン・ベース・ドラムのトリオとジョバンニ・ミラバッシが競演しています。
アコーディオン(アンドレィ・ヤゴジンスキー)がすごく哀愁を漂わせて、秋の夜長にピッタリな感じです。ミラバッシのオリジナル曲はどれもメロディーラインが美しく、中でも2曲目は特にお気に入りです。