情けは人の・・・

今日会社でちょっと癪に障る出来事があり、帰りは不機嫌でした。

そういう気分は結構引きずる方なので、電車の中でも不機嫌。


駅に着き、雨が降っていたのでバスで帰ることに。
＃最近駅から歩いて40分程度歩いて帰ってるもんで。

バス停も人だかり。

輪をかけて不機嫌に。

仕方がないので次のバスを待つことに。


バス到着。

とりあえず入り口近くの席に座る。


んで、不機嫌そうに入り口と反対方向の窓の外を見ながら、雨を疎ましく思っていると、入り口方向から


『あー、すみません。乗れない。』


は？

不思議に思い、入り口を振り返ると手押し車を持ったお婆ちゃん。



とりあえず一番近いこともあり、手押し車を引き上げて、お婆ちゃんの手を引いて無事乗車。

一人がけの席に座ってたご婦人もお婆ちゃんのため、席をゆずってくれたのでそこに案内。

お婆ちゃんは何度も私に頭を下げ、「ありがとうございます」。

私が先に下りたのですが、その時も「ありがとうございます」。



さほど大したことはしておらず、少し手伝っただけだけど、お婆ちゃんの感謝の言葉にこちらも清々しい気分になる。



不機嫌な感情は何処へ？

改めて『情けは人のためならず』。



お婆ちゃんに教わりました。